コロナ禍の今年は都内の大企業を中心に、テレワークが急速に進み、郊外の物件が今までに比べて動いている不動産業界。
一言に「不動産」と言っても、賃貸・売買、自社物件に仲介物件と取り扱う物件の内容も異なるのですが、いずれも「物件ありき」というだけではネット上での集客難しくなっている気がします。
特に地域の不動産業者のホームページ制作の場合のポイントをまとめてみます。
物件情報の検索結果上位は不動産ポータルサイトばかり
街の不動産やさん、というと店舗の窓ガラスを埋め尽くさんがばかりの物件情報、という印象があります。が都内を中心に決してそれだけではない店舗づくりをしている不動産業者さんが増えているようですね。
店舗設計同様に不動産業者のホームページも「物件ありき」では集客は難しい傾向にあります。GoogleやYahoo!の検索よりもat home やsuumo、LIFULL Home’sといった不動産ポータルサイトの情報量は膨大で、「地域名+物件種目」で検索するとまず上位表示は難しい傾向にあります。
不動産ポータルサイトを上手に活用しつつ、ホームページはネット集客の「母艦」として、他社との差別化を図るために自社の強みであったり、強化して取り組んでいる方向性、社風や店舗の雰囲気を提案する場であるべき、と考えます。
地域情報の継続的な情報発信で「住んでみたい街」のイメージを提案する
近い遠いはありますが「その街に暮らす」ために不動産業者のホームページをあちこちチェックしているユーザーにとって、物件情報と合わせて知っておきたいのは「その街について」ではないでしょうか?
スーパーやコンビニ、学校や銀行の位置だったり、その街の魅力や特筆すべきスポットなどを定期的に情報発信することで「住んでみたい街」をイメージしてもらうことが集客につながるはずです。
また「住んでからも相談にのってもらえそうな知識力」を想像させるためにも、地域ポータルサイトになるぐらいの情報発信、不動産業者さまこそ実益にかなうWEB戦略だと思います。
店舗の様子やスタッフ紹介で、「相談しやすい」を演出
住まい探しをされているユーザーにとっては、プライベートな情報をごっそり預ける印象がある引っ越しや不動産のご相談。
だからこそ「どんな方が対応してくれるのかな?」「キッズルームがあると嬉しいなぁ」「物件のリサーチ力はどのくらい?」など事前に知っておきたいポイントはきっとあるはずです。
スタッフ同士では当然となっている上記のような情報も「初めてのお客様」にとってはキーポイントとなるので、ホームページ制作のタイミングで特色をピックアップし、店舗情報・スタッフ紹介のページとして掲載することを強くオススメします!
まとめ:昔ほど何社も不動産業者に行くユーザーは、少ない
住まい探しに訪れる不動産業者の数は数年前に平均値が「2件」を切っているそうです。
だからこそ「物件選び」と同時に「不動産業者選び」もされているユーザーが多いことを再認識し、ホームページ制作に取り組むことは重要だと思います。
アトラボでは、もちろん地域の不動産業のホームページ制作実例もございます。
ホームページの新規制作やリニューアルをお考えの製造業のご担当者様は、ぜひお気軽にお問い合わせください!