ホームページ制作の打ち合わせに伺うと、SNSに関するご相談をうけることが多々あります。
先日もお問い合わせをいただいたお客様のところで、ホームページを新規に作って、SNSで集客をして、見てもらおう!という構想を持っている!と言われたのですが…。
正直なところ「集客のためにSNSを始めよう!」という感じだったので、ちょっとお待ちを、となったお話を。。
集客の基本は、今も昔も「動機づけ」を妄想すること
お仕事として、営業マン、セールスマン、の経験がある方は「動機づけ」という言葉を意識したことあるかと思います。
商品の販売であれば、いかに「欲しい」「買いたい」へ、お客様を導くか?
サービスの提供であれば、その必要性をどのように訴えるか?
目の前にいる方へ向けてであれば、話術や身振り手振りも、そのためにどうするか?
チラシやパンフレット、野立看板など広告媒体においても、どのように「動機づけ」をさせるかがデザインに反映されているか?
そして狙いをつけた「ターゲット層」を具体的に絞り込んで…。
相手のことをイメージしながら妄想を重ねて…というのが集客の基本ですよね。
「妄想」とか「集客」とか「営業」とか「動機づけ」って言葉はいろいろな言葉に置き換わっていいとは思いますが。。
「動機づけ」させられた体験は大事
面と向かっての会話は、少なくとも成人している方であれば、日常的に経験を積み重ねていますけど、インターネットを介して人とつながったり、情報を調べたり、という体験は、同じ属性(性別とか年代とか地域とか)であっても正直かなり個人差があると思います。
FacebookやTwitter、InstagramなどSNSの利用度合い、という意味でも、かなり異なるのではないでしょうか?
そんななか「SNSで知った商品を購入した」「SNSでつながった方からのサービスを受けた」という体験がある方は、増えてきてはいるけれど、日本国民全体で見たら、まだまだ少ない。
この経験がない人が、「SNSで集客しよう!」というのは相当にハードルが高いのではないか、と思います。
SNSで人とつながり、情報の提供を受けたり、試してみたり。
結局そのお客様には、まずはそのためには?からのお話を、「やってみよう」と思った気持ちを尊重しながらお話させていただきました。
まとめ:SNSに「いる人」を考える
商品を「購入したい」とGoogleで検索する人と、「なんとなくSNSを見ている人」では商品の魅力をアピールするポイントも異なると思います。
大手企業などはそのあたりを上手に検索広告とSNS広告で使い分けているなーと思うことも多いので、そんな体験を振り返ることを重ねていくと、SNSでの集客にも役立つことあるなー、と最近思っていたところだったので。
SNSでの集客のご相談もぜひお気軽にアトラボへ〜!