ホームページのリニューアルを依頼される1つの理由として「スマホ対応まだだから」は、令和3年のこの世の中でもまだまだ多いです。。
レスポンシブWEBデザインによってパソコンでの表示内容を、画面サイズ毎に自動的に切り替える仕組みを「スマホ対応」ということが一般的になってきていますが、スマートフォンが普及する前には当然ない作業でしたから、その頃作成したホームページはほとんど…となります。
と言ってもiPhoneが登場したのが2007年ですから、もう14年経ってますし、これだけ長く変わらないホームページってそろそろ他の理由でも…という気がします。
それも含めて、ホームページを「スマホ対応したほうがいい理由」を8つ挙げてみます。
パソコンとは画面のサイズが違う
当たり前のことですけど、スマートフォンは縦長の小さな画面、パソコンは大きな横長の画面です。
一度に表示できる内容が違うのに、同じというのはやはりわかりにくいですね。
利用の仕方がそもそも違う
パソコンの前に座って起動させて、じっくり検索エンジンにキーワードを入れてというのが過去のインターネット接続、のような気がしますが、スマホの場合「なんとなく」SNSのアプリを開いて…ということからホームページにたどり着くことが多い気がしますね。
ネットショップであれば、「欲しい」と思う購入動機を逃さないスマホならではのレイアウトとか考える必要はあると思います。
表示速度が違う
どちらも進化してますが、スマホの場合は、利用状況によっては5Gが広がる現在でも、ちょっと通信速度が滞ることがありますね。
なのにヘビーなのに情報量が少ないページをたくさん…というのはアクセスするのも嫌になります。
表示だけではなく、サイトマップやページ構成を見直すこともスマホ対応の1つと言えます。
マウスでクリックするのと指でタップするのはアクションが違う
ページからページへ移動するための「リンクボタン」や「リンクテキスト」。
パソコンでしたらマウスでカーソルを合わせて、ですがスマホだと指でタップして、ですね。
人によって親指だったり人差し指だったり、時折小指かもしれませんが、あまりに「リンク」が小さかったり感覚が狭かったりすると、押しづらい…ですね。
バナーに書き込まれている文字が読みにくい
パソコンでは横長で大きく表示されている、画像と文字を組み合わせて1つの画像にしているバナーって、リンクだったり、キャッチコピーも含んでいて、そのページのなかで重要な情報が詰め込んであったりしますよね。
それがスマートフォンになると縦長な画面になる分、画面全体に占める割合が小さくなったり、インパクトが小さくなったり、さらには文字が読めなくて本来の意味をなさない場合があります。
メニューの設置など導線が違ってくる
パソコンに比べると指で画面をなぞってスクロールする分、縦に長いページでもユーザーがどんどんスクロールしてくれます。
だからこそ右上に設置されているハンバーガーメニューだったり、先程も言ったボタンの表示をわかりやすく目立たせたりする必要がありますね。
このあたりはパソコンとスマートフォンでは導線の考え方も変える必要がありますね。
スマートフォンにはアプリがある
パソコンであればリンクで違うサイトへのリンクのみですが、スマートフォンには地図アプリや本来の機能である通話アプリがあります。
ユーザーに期待する行動や利用して欲しいアプリへの誘導を上手に活かすことでホームページの有効性を高めることができますね。
検索エンジンはスマホで見やすさを重視している
そして最後に、Googleは「モバイルファーストインデックス」といって、スマホでの検索結果は、「スマホでの見やすさ・情報のとりやすさ」を重視し始めてきています。
この傾向はスマートフォンからのアクセス数の割合が年々増加し、パソコンをとっくに追い抜いているためでもあります。
この傾向は年々強まっていくでしょうから、まだスマホ対応していない、というホームページは早々に変更する必要があると思います。
まとめ:オフィスのパソコンでチェックしている場合じゃない
ユーザーの導線は、ユーザーの立場にたって考える。
もちろんマーケティングの大原則、ですよね?
であれば、オフィスのデスクに鎮座するパソコンで、自社ホームページを眺めるのではなく、ユーザーのほとんどがアクセスしてくるスマートフォンでチェックしてみましょう。。
「これじゃ、確かにお問い合わせ来ないよな…」
と思ったら、スマホ対応を含めたリニューアル検討してみませんか?