大企業に限らず、事業内容が多岐にわたる企業はたくさんあると思います。
例えば建設業において、新築住宅建設・住宅リフォーム工事全般・不動産業…と掲載するのであれば対象もイメージも近いものがありますが、この企業の事業内容に「いちごの栽培・販売」を加えるとしたら…。
そんな幅広く事業を展開されている企業様のホームページリニューアルを依頼された場合の弊社のスタンスと言うか、提案時の考え方をご紹介。
ユーザーファーストの考え方を貫く
企業のコーポレートサイトとしては、どれだけ対象が異なっていて収益配分が異なる事業であっても掲載する必要はあると考えています。
コーポレートサイトはWEB上での名刺であり、看板であり、現状の企業実態を表現するべき、だからです。
なんですけれど、社名を検索してコーポレートサイトを訪れるユーザーは多種多様です。
取引を検討中の見込み客となりうる企業。
就活中の学生。
商品を購入したい一般ユーザー層。
想定できうるコーポレートサイトに訪れるユーザーを区分し、それぞれに「コーポレートサイト以外に目的を達成しやすい情報提供」を企業はするべきだと思います。
商品紹介サイトやECサイト、サービス予約サイトへの誘導
冒頭の企業の例でいけば、コーポレートサイトの事業案内は「建設関連」の必要項目にウェイトが占められていると思います。
なのですが、「いちご」と言う商品も取り扱うのであれば、どのような品種のいちごを栽培しているのか、どのような場所で栽培されているのかを説明する商品紹介をするWEBサイトがあったほうが、スイーツ製造業者やレストランなど、取引先になり得るユーザーは、コーポレートサイトよりも情報を得ることが容易になります。
旬のいちごをネットで購入したい!というユーザーも狙っていくのであれば、楽天やAmazonなどのモールに出店するのでなければ、自社サイトとしてECサイトを構築することのが近道ですね。
ユーザーはネットからいちごを購入するためにECサイトだけでなくコーポレートサイトや商品紹介サイトも訪れるでしょうから、企業としてのブランディングにも寄与するでしょう。
さらに「いちご狩り」などサービスも提供するのであれば、いちごの生育情報や農園へのわかりやすいアクセスマップなど「来園」のための情報を提供し、顧客満足度の高い「いちご狩り」を実現する、いちご狩り予約サイトもあればユーザーは嬉しいですよね。
それぞれのサイトが目的とユーザーが異なるからこそ
もちろん建設業といちご農園では採用においてもターゲットとなる「人材」の属性が異なるので、これも分けるべきだと思います。
…このようなカタチでいくつものサイトを分岐させていく、という考え方を想定しつつ、現状のホームページと将来の企業のあり方、さらには予算や納期、外部サイトやSNS運用などを交えて、ホームページリニューアルとして「最善」と考えるカタチを提案するのが、ホームページ制作会社の「使命」だと捉えております。
まとめ:多業種展開されている企業ホームページもおまかせください!
今のところ、アトラボにおいては、建設業といちご農園、という企業様のホームページ制作は経験ありませんが、もっと複雑に10も20も事業を運営されている企業様のホームページの実績がございます。
「ウチの会社の事業案内、カオスだな…」
と思われている企業様、ぜひお気軽にアトラボへご相談くださいませ〜!