初めて「Dreamweaver使ってWordPressで」Webサイト作ることになった方へオススメの良書3選

pc1厳密にはDreamweaver関連もWordPress関連も1冊ずつですけどね。タイトルの意図としましては「HTMLの知識がまったくない」方向け、というよりは「だいたいWebサイトの仕組みやトレンドは知っているけど、本格的に作った事はない」方あたりをターゲットにしたエントリですよ、という意味で。
私自身Webサイト制作は、ほぼ独学であるためWebサイト制作向けの本は結構持っています。
ただし「はじめての」と冠に書いてある類のものですと、ビジネスライクなWebサイト制作というよりは「個人の趣味」のレベルを題材やサンプルにしているものが多く、物足りなかったりします。

さらに専門書なんでちょっとお高い!ということもあるんで、Amazonのリンクは貼ってはいますが、Webサイト制作用の専門書は本屋さんに言って実物をチェックして下記の点を確認してから、購入される事を強くオススメします。

  • レベルが低すぎたり高すぎたりしないか?
  • サンプル(題材・作品例)はイメージに近い内容か?
  • デザインの方向性は好みのタイプ?

どんな有名なブロガーさんが書いたものでも、自分のレベルより著しく低い内容だったり、作りたい内容とまったく違っていたりすると、費用対効果が望めません。そういう意味では、本選び慎重にしたいものです。

以下私が購入してみて「よかったなー」「あの本の知識役立っているなー」と時折本棚から手にとる良書ベスト3をご紹介。

効率的なサイト制作のためのDreamweaverの教科書

ある程度本格的なWebサイトを作成するのであれば、誰もが耳にしたことのあるソフトがAdobe社のDreamweaverですね。

コードを書くだけならここまでのソフトはまったく必要ありませんが、いろいろ便利な機能がついているわけで、これを活用したいと考えるなら、このような本が一冊あると、頼りになるのではないかと。

本書に合わせて作れるWebサイトも、HTML5+CSS3でレスポンシブWebデザインについても触れているので、今までホームページビルダーで作っていたけど、「DWバージョンアップしたのを機に『今』のWebデザインを改めて」という方にもいいのではないでしょうか?

本格ビジネスサイトを作りながら学ぶ WordPressの教科書

WordPressを使って更新できる本格的なWebサイトを初めて作るなら、こちらは必読!って思っています。
HTMLとCSSでWebサイトを作れるのが前提な感じなので「初めてサイトを作る」場合には、ハードル高すぎますけどね。

WordPressはプラグインもカスタマイズの方法も実に多様なんでケースによって、これがベストな制作方法ではないことも当然あるんですけれど、基本の流れを抑えると言う意味では、この「見本サイト」の制作フローは秀逸です。

もちろん「教科書」と書くだけあって、非常にわかりやすい構成がまた参考になりますね。

プロになるためのWebデザイン入門講座

こちらはつい先日発売されたばかりで、デザインがメインの本ですね。
PhotoshopやIllustratorって、あらゆるデザインが可能なように「懐が深い」多機能性を持っているんですけれど、じゃあWebデザインの場合に効率のよい方法、あるいは便利な機能は?というところがフォーカスされた良著だと思います。

私のWeb制作、今までデザインカンプ作成にはFireworksを使うことが多かったんですが、すでに開発中止が決まっているため、Photoshopに回帰していく方向にならざるを得ません。いい機会だからPhotoshopでカンプをガシガシ作れるようになれればいいなぁ、と手に取りました。
ついでにIllustratorも復習していきたいなーと思って手に取ってみたんですが、結構幅広いレベルの方に「役立つ情報」が満載だったので、合わせてご紹介させていただきました。

Web制作の現場でわからないことはたいていGoogleで調べれば解決するのですが、芯となる知識や技術は本から学んだほうが一貫性がありますし、それがあって初めて応用力の価値が出てくるというもの。

それぞれのニーズに応じて、手に取ってみてはいかがでしょうか?

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