ホームページの新規制作やリニューアルを検討されている企業や店舗、団体においては「新規顧客の開拓」を目的とされている方がほとんどです。
弊社でも、そのお手伝いをさせていただいておりますが、クライアントによっては「新規のユーザーがWEBから集客に結びつく流れ」を改めて検討することも。
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ホームページ作って、Yahoo!やGoogleで検索してもらって、そこから見てもらえれば電話や問い合わせがバンバン…じゃないの?
という方に参考になれば、という記事です。
検索結果からホームページへの流入が全てじゃない。
毎日のように、無数のクライアントのホームページについて、Google AnalyticsやSearch Consoleなどのツールで、アクセス動向をチェックしています。
ホームページの規模や展開されているサービス内容にもよりますが、WEBからの集客に成功している企業ほど、検索結果からの流入よりも、SNSや外部サイトなどからのリンクからの流入が多い傾向があります。
もちろん圧倒的に検索結果からの流入が圧倒的に多く、それが集客に結びついているクライアントもいらっしゃいます。
それは例えば弊社の場合で言えば「ホームページ制作会社」といった業種を示すキーワードではない無数のキーワード、という場合が多いです。
「◯◯で一番上に」というそのキーワード、ホントに検索されますか?
特にBtoC向けサービスを展開するような業種の傾向なのかもしれません。
「結婚相談所 地域名」
「糖尿病 病院」
「駅名 整骨院」
こんなキーワードで「検索結果の一番上に」という依頼でホームページをリニューアルさせていただくことが多いです。
どちらかと言えば、クライアントが多分こんなキーワードで調べる人が新規顧客になりうる、というイメージなんだと思いますが、それは盲点です。
実際にホームページへのアクセスに結びついているキーワードって
「交際終了 男 から」
「ブドウ糖 処方」
「反り腰 ひどい」
と言った「つぶやき」のようなキーワードでクリックに結びついたりします。
…えっ?
って思われるかもしれませんが、実際にこのようなキーワードから流入されています。
もし、キーワード検索によるホームページへの流入を集客の柱としたいのであれば、ユーザーのペルソナを複数定義し、どのようなキーワードで検索されるか、最低でも100程度は想定し、そのうえでそれに見合うコンテンツを提供し続けるようなホームページを構築する必要があると考えます。
ユーザー層に応じて、流入経路の優先順位を想定するべき。
ただペルソナを詳しく定義すると、「このペルソナ、Googleで検索なんてしないで、ずっとTikTokかYoutube見てるわ」という結論にたどりつくこともあると思います。
その場合にSEO対策にいくら投資したところで…ですよね?
WEB集客において大事なことは、オフィスでパソコン開いて「なんとなく」で集客を検討するよりも、実際のユーザーがどのようなときに「◯◯したい」と感じ、その次にどのような行動するかを妄想、想定、予想し、その答えをWEB上に用意しておくことではないでしょうか?
まとめ:集客できるホームページのご相談は、アトラボへ。
アトラボはホームページ制作後の管理業務も対応させていただいているので、公開後の集客や新規事業を検討される際のWEB戦略の方向転換などのご相談も多数いただいております。
それぞれに問題点や突破口が異なり、難解な作業ではありますが、それだけにやりがいもありますし、戦略が奏功しクライアントから「問い合わせ来ましたー!」という報告をいただけることを喜びとさせていただいております。
他社様でホームページ制作をされた方やJimdoやWixで自作された方でも、ホームページやWEBでの集客にお困りでしたら、お気軽にご相談くださいませ!