人それぞれだと思うのですが、「スマホでしか見ないネット情報」ってありませんか?
昨日も書いたLINEとかスマートフォン専用、あるいはメインデバイスなサービスが台頭したのが2013年だったと思います。
そしてこの流れは来年も続き2014年はさらに「パソコン離れ」が進みそうな気がする2つのデータをご紹介。
スマートフォンとパソコンからのカテゴリ別最新利用動向を分析
LINEとかFacebookのメッセンジャーとか、スマートフォンメインで利用してそうなサービスで思い浮かんだのですが、「食品、料理」とか「服飾、美容」などを調べるのにパソコン利用者よりスマートフォン利用者のほうが増えているそうです。
(ニールセンより)
情報を提供する側がスマートフォンに特化したSNSでの情報提供などにシフトしてきていることももちろんあるんでしょうけれど、上のデータを見ていると身につけるものやすぐに知って判断したいものなど「身近なもの」を調べるのにスマートフォンからの利用が多いのが興味深いですね。
モバイルデバイス市場は今年もスマートフォンとタブレットが牽引
WindowsXP問題でパソコン市場が大きく動くのでは?という予測もありましたが、台数で考えるとスマートフォンの出荷台数は今年も伸びているようです。
IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社は、国内モバイルデバイス市場(スマートフォン市場、タブレット市場、PC市場を含む)の2013年~2017年の予測、および2013年第3四半期(7~9月)の出荷台数を発表しました。
これによると、2013年の国内モバイルデバイス出荷台数は、前年比7.1%増の5,587万台を予測しています。また、2017年における同市場は6,334万台にまで拡大すると予測し、特にスマートフォン市場は同年で3,748万台、タブレット市場においても1,012万台まで拡大すると予測しています。
(IDC Japanより)
パソコンは「キーボードに慣れる」という大きな壁がありましたが、スマートフォンやタブレットは直感的だし、文字入力がしやすいと感じる方も多いようですし、高齢者や子どもでも慣れると使いやすいことが「モノの普及」以上に利用者が急増している一因だと思います。
テレビや本や電話でいろいろ調べていたのに、気がつくとなんでもインターネットで調べるようになっていたという方多いと思います。
持っている人が増え、使い方に慣れるのが早く、身近なことを調べるのにスマートフォンを利用する人が増えているわけですから、2014年の今頃には「パソコンでは調べない人」が急増していることでしょう。
来年ホームページやWEBサービスを新規作成したり、リニューアルを検討されているのであれば、このトレンドを十分意識して計画すべきですね。