お久しぶりです!
梅雨だけど夏空が続いているので(?)1年ぶりにブログ再開してみます…。
弊社ホームページ制作会社なので、クライアントとのお打ち合わせ時に出る話なのですが「ウチ、◯◯のサーバーなんだけど大丈夫?」ってご相談をよく受けます。
…あんまり大丈夫じゃない、ってこと多いです。
特に中小企業や個人事業主さま、各種団体との事務局とのやり取りで多いご相談、まとめてみました〜。
WordPressに警告が出っぱなし
国内企業のコーポレートサイトにもよく使われているのが、世界シェアNo.1のCMS・WordPress。
管理画面に入ってプレスリリースやお知らせ、更新できる便利なツール、ですね!
なんですけど、最近ずっと管理画面の上の方に「赤い警告」が…
PHPがどうのこうの、とか、聞き慣れないプラグインのバージョンがどうとか。
WordPressって世界シェアNo.1な分、攻撃されることも多いので常に最新のバージョンに保っておくことが、セキュリティの第一歩。
けれど「サーバーのスペックが低くて最新バージョンにできない!」という事情を抱えている企業様のなんと多いことか…。
そんなバージョンアップが遅れがちな体質のサーバー会社は、なるべく早めに切り替えたほうがいいですね。
リニューアルしたけど動きがもっさりしている…
クリエイターに作成してもらった動画を導入したり、スマホでも鮮やかに印象を与えられるように最新のデザインでホームページをリニューアル。
テストサイトでバッチリ!となったので既存のサーバーにうつして公開したら…あれれ、なんだかもっさりしてる。。
サーバーのスペックを確認すると、すでにメールの割当にサーバーの容量のほとんどが利用されている、そもそも借りているサーバーの領域が10GBって…。
ホームページ自体の容量はそんなに大きくなることはないのですが、転送量(ユーザーのデバイスへデータを送る量)も、容量が少ないサーバーの場合だと実情に対して少なくて遅いことが多いです。
おそらく10数年前のプランで当時はよかったけお、そのままバージョンアップしておらず…とういうことなんでしょうね。
しかもプランを変更するにはサーバーの設定が全部変更になるとか、変更料金が発生するとか、ランニングコストもすごい金額だったり…。
そんなユーザーの視点を無視するようなサーバー会社は、なるべく早めに切り替えたほうがいいですね。
SSL化したいけど有料…
対応しないとホームページを開いたときにブラウザ上部に「保護されていない通信」と表示されてしまうSSL化。
http〜をhttpsに切り換える、アレですね。
聞いたことあるし、セキュリティに甘い企業、とは見られたくないんで、サーバー会社の営業に相談したんだけど「追加費用が…」なんて話が。。
聞いてみるとSSL証明書に年額で数万円単位で支払わないと…えっこれ他社もやってんの?って相談をよく受けます。
SSL証明書にはたしかにセキュリティレベルに応じて、企業の規模の観点からさまざまなプランがあるのですが「とりあえず…」って方には、多くのサーバー会社で無料対応しています。
にもかかわらず「無料の証明書ウチはないんです」ってサーバー会社も未だに…。
そんなさらなる固定費の増額を求めてくるサーバー会社は、なるべく早めに切り替えたほうがいいですね。
でもサーバー変えると、メールソフトの設定変えないといけないんでしょ?
企業規模が大きければ大きいほどサーバーの切り替えで悩ましいのがメールアドレス問題。
社員それぞれにアドレスを割り当てていると結構な数だったりします。
費用は構わないけど、社員いや社長や専務のパソコンやスマホの設定まで全部変更しないと…と考えるとWeb担当者であっても、ついつい「サーバー変えましょう」の一言、飲み込んでしまいますよね。。
ホームページとメールを1つのドメインで割り当てている場合、サーバーも1つです。
しかしながらDNSの設定を行えれば、「メールは既存サーバー」「ホームページは最新のハイスペックサーバー」に切り分けることも可能です。
まとめ:サーバーのお悩みにもお応えします
上記のようなお悩みをいただくことが多いのは、実はサーバー専業会社ではなく、某大手電話通信会社やOA機器類に強い商社系のサーバーを「◯◯は大手だから安心」と長年使われてきた企業様でよくいただくお悩みだったりします。
専門性、という意味では「聞いたことない企業だけど」と言われるサーバー専業会社のサーバーのほうが、バージョンアップも常に行われていますし、安心です。
このあたりのご相談も対応できますので、ホームページ制作やリニューアル制作と合わせてお気軽にご相談くださいませ〜。