ホームページ制作においてリニューアルの際に、更新の仕組みが入れ替わることがあります。
具体的には無料ブログサービスや無料ホームページ作成ツール、あるいはデータベースを利用したCMSなどが新旧で入れ替わることです。
この場合にそれまでのドメインやページの「URL」をスムーズに引き継げるか?というのは「なんとなくできそう」と思われている方多いですが、意外と専門知識が必要だったりします。
今日はこのあたりのお話を。
AmebaブログやFC2ブログの記事をWordPressへ
無料ブログサービスは費用をかけずに手軽に書き始められることが魅力ですが、やはりできることに限界があります。
それゆえに長らく独自ドメインで取得し、WordPressに引っ越したい、という方も多いのではないでしょうか?
AmebaブログやSeeSaaブログ、FC2ブログなどで長くブログを書き続けている場合、その記事数もかなりの数になっていることも。
無料ブログサービスの多くは、サービス全体のドメインのサブドメインやサブディレクトリをブログのドメインとして利用しているケースが多いため、リダイレクト設定は難しい場合が多いです。
SeeSaaブログ等は独自ドメインの設定が可能なため、まずは無料ブログサービスのなかで独自ドメインを設定し、しばらく運用した上で、新たに書き始めるためのWordPressにそのドメインを移す、という引っ越しの段階を踏むのがよさそうですね。
Jimdoやグーペ、WiXで構築したサイトをWordPressへ
無料ホームページ作成ツールの場合も通常はサービス全体のドメインのサブドメインやサブディレクトリをホームページのURLとして利用する場合が多いです。
そのうえ広告が表示されたり、機能が制限されたりしているので、独自ドメインが使える有料プランにアップグレードするか、WordPressで新たにホームページを構築し、そちらに引っ越すか悩まれている方も多いのではないでしょうか?
無料ブログサービス同様、こちらも有料で独自ドメインをツールに反映したうえで、新たなホームページに独自ドメインを移す、という引っ越しの段階を踏むのがよさそうです。
MovableTypeからWordPressへ
日本国内で使われている代表的なCMSと言えば、10年ほど前まではMovableTypeでした。
ただアップグレードが有料だったり、管理者に知識が充分でなかったりと、時折かなり古いバージョンのMovableTypeで構築されたままのサイトに出会うこともあります。
WordPressとは少し仕組みが違うのでそのままWordPressに、というよりは「記事ページだけを引き継ぐ」というケースが多いかもしれません。
こちらについては独自ドメインの移管とホームページの移管のタイミングをうまく行えればドメインはそのまま利用できることが多いですが、2つのCMSの違いを理解してホームページの移管をすることが重要です。
まとめ:なるべくドメインは引き継ぐ・難しいときはリダイレクト設定を
古いURLがGoogle検索結果などにしばらく反映されるのは仕方がないことです。
けれどその新旧を検索エンジンに認識させ、検索してくるユーザーに対して機会損失とならないようにリダイレクトの設定がホームページの引っ越しには必要不可欠です。
それでもドメインは「樹齢」のように、長く使っているものほど一定の価値があり、ホームページをリニューアルしたからと言って毎回異なるドメインに切り替えるのはオススメできません。
ドメインの移管やホームページのリダイレクトについては上記のようにさまざまなケースがありますが、アトラボではユーザビリティを最大限に尊重しつつ対応しております。
「うちのホームページ(or ブログ)、リニューアルしたら、ドメインどうなる?」
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