WEBサイトは、デザインよりもやっぱり文章力で決まる

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どんなに鮮やかなポストカードも、こだわりの便箋にしたためられた達筆も、内容が伴わなければ、読み手の心を打つことはできませんよね?

「キレイですね」はその瞬間は喜びを与えることはできますが、「記憶に残る」のはしっかりと組み立てられた文章だと思うのです。

WEBサイトもやっぱり同じだと思うんですよねー。

インパクトのあるフレーズより、ストーリーに沿った丁寧な説明

「キャッチコピー」が巷にあふれています。

確かにシンプルでわかりやすいワンフレーズは、重要です。
ですが、それだけではWEBサイトの場合には用をなさない。

本や新聞は、読みたいところだけ読む、って誰もがしやすいですけど、ページを上下にスクロールしたり、ボタンをクリックすることで、次へと進んでもらわなければなりません。

そこには、見出しが明示され段落が整理された段組みや、説得力のあるストーリーが必要です。

これは文章に限った事ではなく、WEBサイトにおいては画像はもちろん、余白や1本の線に意味を持たせる場合もありますけど、その中心はやっぱりテキスト・文章だよなぁ、と改めて感じています。
デザインに集中すると、つい忘れてしまいがちなんですが・・・。

アカラサマな模倣は人間の心を打たないばかりでなく、Google様の機嫌を損ねることも

WEBサイトを制作するうえにおいて、同業他社のWEBサイトは非常に参考になります。

検索エンジンで同じように検索結果に表示されるようなライバルたちであれば、それを少しでも上回るものでなければなりません。
せめてテキストは同等程度に・・・とそのまま模倣した文章を掲載するようクライアント様に相談されることもありますが、これは危険です。

検索エンジン最大手のGoogleは、このような行為を確実にチェックしており、どちらが「元祖」かチェックしています。
たくさんのWEBサイトに真似されるWEBサイトと、あちこち真似だらけのWEBサイトではどちらに「価値」が存在するか?冷静に考えればわかることなんですが、まさかそこまで「判断」されているとは思っていない方が多いのでしょう。

ペナルティ(=検索順位が落ちる)こともあるので、要注意です。

クライアントが意欲的に書いた文章が実際にアクセスを集めています

過去に制作してきたWEBサイトにおいて、クライアント様・ご担当者様が真剣に考え、自分の言葉でテキストをまとめてくれているものは、特別なSEO対策を施さなくても、息の長いアクセスを集めている気がします。

「他社との違いは何か?」と言う商売における「肝」の部分はWEBサイト制作者が理解に努めようとも、そのジャンルにおける経験値の差は歴然としています。

打ち合わせをじっくりさせていただくことでピーアールするポイントが見えてくる場合もありますが、御商売について考えるよい機会ともいえますので、ぜひ考えてみてください。

ちょっと長文になってしまいましたが、デザインをおろそかにする、と言うことではなく、テキストの打ち合わせも深めていかないとなーと感じていたところだったんで、とりあえずご参考まで。

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