WEBサイトのドメイン、日本なら「~.co.jp」「~.jp」なんて多く見ますけど、最近はいろんなgTLD(トップレベルドメイン)ありますよねー。
クライアント様からどんなドメインがいいか?ってご相談を受けますと、「わかりやすいのがいいですよー」とお応えするんですけども、今回新たに一般登録を受け付けているドメイン、使い方によってはいいと思います!
独身ドメインなど14種、新gTLDの早い者勝ち一般登録受付、お名前.comが開始
GMOインターネット株式会社は、ドメイン登録サービス「お名前.com」において2月10日正午より、「.bike」「.camera」「.plumbing」など14種類の新gTLDの一般登録受付を開始した。これらの新gTLDはこれまで商標登録者向けの優先登録などが行われていたが、一般登録では誰でも登録可能で、先願制(早い者勝ち)で受け付ける。登録料金はgTLDによって異なり、年間2980円から。
今回、お名前.comで一般登録受付を開始した14種類の新gTLDとその意味は以下の通り。
「.bike」(バイク、自転車)
「.estate」(不動産、財産)
「.photography」(写真撮影)
「.camera」(カメラ)
「.clothing」(衣類)
「.gallery」(ギャラリー)
「.graphics」(グラフィック)
「.holdings」(ホールディングス、所有財産)
「.ventures」(ベンチャー)
「.equipment」(道具)
「.lighting」(照明)
「.singles」(独身、シングル)
「.guru」(リーダー、アドバイザー)
「.plumbing」(配管)
(INTERNET Watchより)
「.bike」「.camera」「.clothing」「.gallery」「.lighting」あたりは日本人にも浸透している英単語なんで、使いやすいんじゃないんでしょうか。
逆に「.equipment」「.guru」「.plumbing」あたりは意味の範囲が広すぎたり、他の意味を連想させやすかったり、そもそも意味がわからなそうな英単語だったりするので、日本のWEBサイトで扱うのは難しいかも。
さらに「.singles」なんか寂しげですけど、どんなWEBサイトで使われるんだろう・・・。
ドメインを指定する場合に条件として私が考えることは、次の3点。
1.読みやすい・書きやすいこと
英語のスペルでも、日本語のローマ字表記でも読みにくい・書きにくい単語ってありますよね。
スペルミスがあったらそのサイトは閲覧できないわけですから意味をなさなくなってしまう。
奇をてらって長いドメインを指定するクライアント様とかたまーにいますが、基本的には説得する派です。
2.意味がわかりやすいこと
屋号や社名だけでは「何をしているかわかりにくい」クライアント様の場合には、「cafe」とか「sekkotsuin」とか、ちょっとクドいと思われても、意味を与えられるようなドメインを薦めてます。
そーゆー意味ではgTLDが増えていく傾向はいいんじゃないかなぁと思います。
けれど日本語ドメインは、いろんな意味で微妙かな。
3.長く使えること
特に企業サイトの場合には、主力事業がちょこちょこ変わる場合があるんで、2.とは矛盾するかもですがあまり「コアな意味」を与えて過ぎてしまうと、事業内容に大幅な変更があった場合に矛盾しかねないってところがあります。
その際に新たなドメインを取り直すのも手なのかもしれませんが、基本的にはドメインは「長寿が価値あり」なんで、長く使えそうな、悪く言えば無難なドメインを薦めています。