ここ最近、GMOペパぽ株式会社が提供する無料ホームページ作成サービス「グーペ」関連のご相談いただくことが増えました。
2019年末あたりから、それまでのシステムであるSHIFTから移行して、全国の商工会会員は、比較的初めての方でも簡単にホームページ作成を始められる「グーペ」を原則無料で使えるようになりました。
2年ほど経って、活用されている会員さんも多いのではないでしょうか?
…ちょっと気になってきたので、そもそもどのような活用方法があるのか、私なりに考えてみました。
「多分ホームページでできそう」が、簡単に始められる
それほどWEBやホームページの仕組みについて詳しくなくても、個人事業主や法人の代表を務める方であれば「ホームページだったらこのくらいできるんでしょ?」的な機能や設定が、グーペなら簡単に加えられるようです。
そういう意味では商工会に加入して、知り合いの会員さんは立派なホームページがあるけど、ウチはいまだに…という事業者さんなら「手っ取り早くて無料」というのは価値があると思います。
グーペ「商工会会員向けプラン」のメリット・デメリットとは?
通常グーペを利用するには「エコノミープラン」でも月額1,100円〜(2022年1月現在)となっておりますが、「商工会会員向けプラン」を活用できる商工会会員なら、永年無料(GMOによる)で利用できるそうです。
逆にトップページ以外の、フリーページが3ページまでとなっているので、商品やサービス内容が複数あるような事業者の場合には、このプラン内で情報量を載せられるか?という点は気になるところ。
またグーペの広告も消せないですし、独自ドメインまでは含まれていないので、グーペのホームページに掲載されている事例紹介のようなWEBサイトを、ということだと商工会会員向けプランでは厳しく、有料プランへ〜と導かれる感じなのでしょうね。
「WEB上の名刺代わり」や「予約フォーム」が欲しい方なら、「グーペ」いいと思います。
「会社概要や事業内容を掲載するぐらいの簡単なのでいいから、ホームページそろそろ…」
「電話での予約は留守の時に取りこぼすから、ネットから予約できるといいんだけどな…」
というような理由であれば、グーペ「商工会会員向けプラン」は、JimdoやWixといった他の無料ホームページ作成サービスよりも機能が制限されている分、むしろわかりやすく始めやすいかもしれませんね。
まとめ:グーペで「物足りない…」と感じたら!
ちょうど昨年末、実際にグーペでホームページを運用されてきた事業者様からご相談をいただいたのですが、やはり機能的な制限はいろいろとあり、ご要望をお聞きしているとやはり、グーペの機能では対応しきれないことも多く、結果としてWordPressでリニューアル制作をしています。
アトラボではグーペご利用のお客様(商工会会員はもちろん、そうでない方も)のご相談も承りますので、お気軽にお問い合わせくださいませ〜。