ホームページ制作の打ち合わせあるある、で「◯◯ってキーワードで、検索結果の1位に表示できる?」という確認をいただくことがあります。
勇気をもって「お約束はできません」とお話するのですが、何かの作業をすればカンタンに…というものではなく、変動する順位なので、と説明をさせていただきます。
逆に「1位を取れるキーワードで集客につながりそうなのは?」という相談は、まず受けたことがないですね…。今日はそんなお話を。
みんなが狙うキーワードは、競争が激しい
住宅リフォーム業界であれば「リフォーム」って言葉でGoogle検索結果の1位を目指したい、誰もがそう思っているでしょう。
みんなが思っているけど、席は1つしかありません。想像するだけでもその頂きまでの道のりは険しそうです。
けれど「千葉県 リフォーム」ならどうでしょうか?
リフォーム業者でも千葉県内での営業・施工が可能な業者に限定されるため、競争相手は「リフォーム」よりは圧倒的に少なくなりますね。
さらに「千葉県 外壁塗装 リフォーム」としたらどうでしょうか?
外壁塗装での集客を狙う千葉県内のリフォーム業者、となってきますので、だいぶ絞られてきました。。
ロングテールキーワードを狙うメリット
このように複数の単語を組み合わせて検索されるキーワードのことを「ロングテールキーワード」と呼びます。
もちろん狙う会社が少ないのは、見るユーザーも少ない可能性があります。
しかし、実際に検索をするユーザーの気持ちになってみましょう。
1つの単語で検索して「イメージに近い検索結果が表示されない」場合にはどうでしょうか?
その原因が「近くの業者がいなかった」だとしたら、具体的な地域名を2つめのキーワードとして入力する可能性があります。
さらには「求めている情報のジャンル」も3つめのキーワードとして入力し、検索し直すユーザー、というのは検索に結果を求めている本気度が結構濃い、という可能性があります。
それだけにロングテールキーワードを意識したSEO対策は有効に集客効果を導き出す可能性があるのです。
ヒントは検索結果画面にある
では、集客に悩まれているWEB担当者は「どのようなキーワード」を組み合わせて、狙うべきロングテールキーワードを決定すればいいのでしょうか?
Googleの検索結果表示画面の一番下を見ると、「Goooooooooogle」のページナビゲーションの上に「他のキーワード」という見出しと段落があると思います。
これは検索したキーワードを検索したユーザーが「他に調べている」キーワードで、関連キーワード、と呼ばれています。
検索されている頻度が高いキーワードが並んでいるはずなので、まずはこのあたりを組み合わせてホームページのSEO対策に役立てていただければと思います。
まとめ:検索するユーザー視点に立ってみることが重要
ロングテールキーワードを念頭にホームページを制作することはもちろん効果があります。
が、ユーザーを想定し、さまざまな視点で検討を重ねていくと、コンテンツに対してもう少し重要な部分が見えてくると思います。
例えばそのキーワードで検索してきたユーザーがどのような情報を求めているのか?あるいはお問い合わせ等のアクションをしたいのか?という点です。
そのあたりを上手につなぎ合わせられなければアクセス数を増えても集客には結びつきません。
実際に集客をすることを第一に捉えてホームページ制作をされるのであれば、ぜひアトラボにご相談ください。クライアントと打ち合わせを重ねながら、最善のご提案を行わせていただきます。