パソコンのキーボードに触れながら、何をしようかなー、と考えている時。
「じゃあ、◯◯を調べてみるか」という意思決定のあとに、「google」と入力して検索窓に「◯◯」と入力して・・・。
ですけど、スマホだったらアプリを選んで音声入力で、とか直感からの動線が圧倒的に短いですよね。
これってもっと意識していかないとなぁ〜。
雰囲気を知ってもらうためには、テキストより画像
パソコンの前にドカッと座って起動させ、「よし調べるか」という状況の方なら、何百文字でも興味のあるコンテンツなら読んでくれるかもしれません。
ですけど、「スマホでネットで検索」ってどんなときでしょうか?
だいたい出かけている時やテレビ見ながらとか、「注視してない」割合高くないですか?
もちろん電車やバスに乗っているときなんて比較的ヒマだから読んでくれるかもしれませんが、40代を過ぎたあたりからやってくるアレとか、どうも長文は向いていないと思います。
その点画像って、いろんな情報を一気に与えることができるので、限られたディスプレイの面積を大きく占めても、その価値あるなー、とスマートフォンでのWEBサイト表示では特に感じてます。
指が画面に触れる前に勝負がついてる
これはそのWEBサイトが表示された瞬間に画面いっぱいに表示される、いわゆる「ファーストビュー」に、いかに指を触れさせる情報が十分に散りばめられているか?ということ。
社名で検索しているような「既知」の人なら、電話をかけるため、かもしれませんし、メールフォームからお問い合わせしたいだけ、かもしれません。
なのに、ファーストビューにそれを示すメニューがなければ・・・。
クライアントにとっての機会損失、を意識すると、おのずと「最初に何が表示されるか?」にすべてがかかっているように思い検討するようにしています。
やっぱり、パソコンよりも画面は小さい
そうは言っても、解像度がキメ細かくなったと言っても、スマートフォンの画面は、所詮は手のひらサイズです。
管理やSEO対策上、パソコンで表示される内容を「スマートフォンに対応させた」デザインで表示させるレスポンシブWEBデザインが主流となっている以上、それぞれを意識したコンテンツづくりをおこなったうえで、スマートフォンでの表示では、情報を一部「省略する」「端折る」ことも行なう必要があると思ってます。
まとめ-ユーザーに「何を体験してほしいのか?」
スマートフォンでのWEBサイト制作、という点で勢いで書いてしまったけど、スマートフォンでネットにつながる人とパソコンからの人では、いろんなことが違いすぎる、という点を、妄想力を掻き立てて、理解するのが第一だと思います。
情報量が必要な決定を促すWEB体験であれば、パソコンでチェックして職場や出先でスマートフォンでも見直してみて、それからようやく決定するのでは?という想像も必要ですね。
上手にユーザーの動向をイメージして導く、という意味ではネットもリアルな営業手法もまったく一緒ですよね。