ブログには地域のイベントやApple社製品の関連情報ばかり書いて、「仕事してる?」感満載ですが、ホームページ制作のお問い合わせが先週あたりから集中しているような気がします。
誠にありがたいお話です。
今月のお問い合わせはなぜだか新規制作のお話ばかり、のようなのであまり関係ないのですが、ホームページのリニューアルを検討する前に考えるべきポイントについて書いてみます。
そもそも、なぜリニューアルを検討するのか?
企業として、いろいろなタイミングがあるとは思いますが、予算をつけてホームページをリニューアルを検討されているお客様から最もよく聞くのは「問い合わせがこない」の一点に集約される、と言っても過言ではありません。
「なんかふるくさいでしょー」とか「今の事業内容とだいぶ違うからー」というお話もよく聞くんですが、結果として更新を怠って放置していた、という擬人化するなら「窓際族」的な扱いを受けているホームページに対する評価が多いような気がするんですよね・・・。
それなりに予算をかけて作成されているホームページであれば、デザインの流行からはちょっと・・・という場合もありますが、予算の都合によっては「まるごとリニューアル」よりも、「目に見えにくいけど集客に結びつく可能性がある施策」はあると思うんですよね。
作り直す前に、現状のアクセスを把握する
そういう意味ではリニューアルのゴーサインを出す前に、現状のアクセスを解析するというのは重要なことなのかもしれません。
「すでに検索結果の上位に表示されなくなってる」「事業規模に比べてあまりにもボリュームが小さい」など、末期状態であるなら、そんな悠長なことは・・・という場合は別として。
Google Analyticsを導入させていただき、3ヶ月ほど様子を見させていただければ、どんな流入経路をたどってアクセスする方が多いか、逆に問題点は?といったデータが取れるかと思います。
作り直す前に、内部SEO対策を実施する
集客に結びつかないホームページは決して「ビジュアルが劣っているから」とも限りません。
ユーザーが知りたい情報を上手に整理して掲載していれば、もう10年以上フォーマットが変わらないようなサイトでも集客に結びついているケースは多々あります。
表示とは関係ない箇所の記述を修正する「内部SEO対策」を実施するだけで、サイトへのアクセスが増える場合もありますので、検討する余地はあると思います。
作り直す前に、スマートフォンへの対応だけ実施する
既存のデザインは気に入っているけど、アクセス数をもっと、という方にはスマートフォン対応をオススメすることもあります。
今弊社で管理させていただいているホームページのアクセス数を解析すると、業種にも寄りますが、スマホやタブレットからの流入が半数を超えるケースがほとんど、という状況になってきています。
10年以上前のデザインですと、コーディングや画像の形式で厳しいケースもありますが全てを作り直すより安く、かつ効果的に機能することは充分あると思われます。
まとめ-ホームページも、問題に合わせて対応を
と、いうことで「リニューアルお願いしたい」のお話だけでなく「ホームページ、どうしたらいい?」みたいな段階でのお問い合わせも、弊社では柔軟に対応させていただきますよー、というお話でした。