濃いめの落ち着いた赤と緑の組み合わせ。
そこにキャンドルのひとつもあれば、この季節それだけで「クリスマス関連」と認識できる人多いのではないでしょうか?
色にはそれだけ「認識させる力」があり、これはWebサイトを作成するうえでは重要なことだったりします。
クリスマス関連の依頼がいくつかあったもので、ちょっとイメージを増幅させるために、個人的にまとめてみたいと思います。
(サイト・スクリーンショットは本日現在のものです)
ケンタッキーのクリスマス 2013
コーポレートカラーよりも、もう少し濃く暗めの赤が背景。
緑はやや控えめで、ゴールドの使い方が商品をおいしそうにひきたててますね。
スターバックス コーヒー ジャパン
こちらも6種類のスライダー画像がクリスマス仕様に。
かなり落ち着いた感じの赤を多用してますね。普段は緑のイメージが強いだけに季節感を強く感じます。
2013 銀座コージーコーナーのクリスマス
かなり鮮やかな赤が背景に使われています。
Webサイトにおいて、なかなか難しいパターンのひとつな気がしますが、背景に雪がゆっくりと舞うアニメーションを入れているので、派手さがおさえられているのかもしれません。
しかも雪が白ではなく、ゴールドに近い淡いベージュなのが、いいのかも。
クリスマス特集2013【ぐるなび】
クリスマスの外食、ってファミリー向けよりカップル向け、大人のクリスマスを感じずにはいられない、落ち着いたゴールドがメインカラー。
通常のぐるなびのメインカラーが「赤」だからこそ、そこをはずして「イベント感」が強まるデザインとも言えますよね。
Afternoon Tea|オフィシャルウェブサイト
すべての色合いが落ち着いているので、フォントを多用したり、イラストや画像のタッチが違っていても、そのブランドとわかるように感じられるのだと思います。
特設サイトも「らしさ」感じたので、リンク貼っておきます。
クリスマス2013 | レッツエンジョイ東京
扱う画像のバリエーションが増えた場合には、やっぱり白を基調とすると、まとまりやすいですね。
けれど、アクセントカラーに濃い落ち着いた赤を用いることでクリスマス感が出てますよね。
ミッドタウン・クリスマス2013|東京ミッドタウン
イルミネーションがメインなら、やはり背景は黒・グレーがベストなのかも。
冬の空気の透明感を感じさせますが、グレーの背景に描かれたオーナメントのイラストが手描き風で暖かみも感じさせるデザイン。
クリスマス・ファンタジー | 東京ディズニーランド
子供から大人まで楽しめる夢の国。赤を基調に賑やかな感じを演出していますね。
「シー」との色合い、デザインの対比も面白いですね。
どちらかと言えば「商業的」なウェブサイトをあえて選んでみました。
クリスマス、とひとことで言ってもその対象が異なることでカラーコーディネートやデザインの手法がずいぶん異なることに気づかされました。