ホームページから受注につなげる【営業資料ページ】の作り方

「PDFの会社案内はあるし、製品ページも作ってある」――それでも問い合わせや見積依頼につながらない。そんなときに効くのが、営業の説明を1ページに集約した“営業資料ページ”です。営業担当が口頭やスライドで伝えている要点(お客様の悩み→解決方法→効果→料金目安→導入までの流れ→事例→よくある質問)を、Web上で見やすく一本化します。

PDFだけに頼る発信は、ダウンロードが面倒・容量が重い・最新化が伝わりにくい、といった理由で読まれにくくなりがちです。一方でWebの“営業資料ページ”は、いつでも最新/スマホで見やすい/そのまま問い合わせに進める導線が用意でき、商談の前後で「共有URL」を送るだけで話が早くなります。

特に中小企業では、営業の伝え方が人によってバラつきやすいもの。ページにまとめておけば、誰が説明しても同じ品質になり、問い合わせ前の不安解消にも役立ちます。結果として、“質問されてから説明する”ではなく“事前に理解してもらう”状態をつくれます。

  • 展示会・紹介後のフォローに:URLひとつで要点を共有
  • 初回打ち合わせ前の予習に:相手の理解度が上がり、商談が深くなる
  • 比較検討の土台に:料金の目安や流れが明確で、社内決裁が進みやすい
  • 問い合わせの後押しに:ページ内のボタンから即「見積相談」「資料DL」「オンライン相談」へ

本記事では、難しい専門用語を避けながら、“営業資料ページ”をゼロから作る手順と、すぐ使える文例・図の考え方を紹介します。目的はシンプル――ホームページから受注につながる確率を上げること。そのために必要な「構成・文章の型・画像の作り方・ボタン(CTA)とフォームのコツ」を順番に見ていきましょう。

「営業資料ページ」とは?

営業の現場で話している内容を、お客様が自分で読み進められるよう1ページに整理したものが「営業資料ページ」です。会社紹介や製品ページのように情報を“並べる”のではなく、悩み→解決→効果→価格の目安→導入までの流れ→事例→よくある質問→お問い合わせと、読み手の順番に合わせて“説明する”ページです。

ポイントは、1ページ=1メッセージにすること。用途ごとにページを分けると伝わりやすくなります(例:「はじめての方向け」「〇〇業界向け」「機能別の強み」など)。PDFの資料は配布・保存に便利ですが、Webページは“最新”“スマホで読みやすい”“そのまま相談に進める”という強みがあります。両方を使い分けるのが理想です。

どこで使う?(商談の前・最中・後)

  • 商談の前:メールでURLを送り、事前に理解してもらう(打ち合わせが深くなる)
  • 商談の最中:画面共有で説明の順番どおりに進行(担当者が変わっても同じ品質で話せる)
  • 商談の後:社内共有用のリンクとして再送(決裁者にも伝わりやすい)

他のページとの違い

  • 会社概要:会社の基本情報中心。“説明の流れ”は弱い
  • 製品・サービス:機能や仕様中心。“導入までのイメージ”や“効果”が抜けがち
  • ブログ:読み物中心。“今すぐ相談”への道が遠くなりやすい
  • 営業資料ページ:受注に必要な情報が1ページで完結、ボタンで「見積相談」「資料DL」「オンライン相談」へ誘導

ページの役割(この1ページでできること)

  • 不安を先回りして解消:よくある質問や安心材料をまとめる
  • 比較検討を助ける:導入効果や事例を“数字ひとつ”で見せる
  • 次の一歩を明確に:上・中・下にボタンを設置して、迷わせない

このあと、「基本構成(ワイヤーフレームの順番)」を示しながら、文例と図の作り方まで具体的に解説します。まずは骨組みから作っていきましょう。

まず決めること

“営業資料ページ”は作り始める前の準備が9割です。誰に/どんな場面で/次に何をしてほしいかを先に決めることで、ページの内容とボタン(CTA)がぶれません。

1. 誰に読んでもらうか(ターゲット)

  • 決裁者(社長・部長):気になるのは「効果とリスク」。
    → 見せるもの:導入メリット3つ/概算費用と期間/安心材料(品質・情報管理)
  • 実務担当(現場・総務):気になるのは「運用の手間」。
    → 見せるもの:導入フロー(5ステップ)/サポート体制/よくある質問
  • 比較検討中の人:気になるのは「他との違い」。
    → 見せるもの:事例(課題→対応→結果)/自社の強み(3項目)/簡単な比較表
  • はじめて検討する人:気になるのは「そもそも何ができるか」。
    → 見せるもの:用途・効果の具体例/料金の目安/相談方法

1ページで狙う相手は1タイプに絞るのがコツです(複数を狙う場合はページを分ける)。

2. どんな場面で使うか(用途)

  • 展示会や紹介の後に送るURL:要点の復習と再アポ取得が目的。
    → 置くもの:メリット/事例/導入フロー/日程調整ボタン / おすすめCTA:「オンライン相談を予約」
  • 初回打ち合わせの前に送るURL:予習してもらい、商談を深める目的。
    → 置くもの:よくある質問/料金の目安/準備物リスト / おすすめCTA:「見積の前提を相談」
  • 比較検討・社内稟議で回すURL:決裁者に届く資料として。
    → 置くもの:効果の数字1つ/リスクと対応/サポート体制 / おすすめCTA:「資料(PDF)をダウンロード」
  • 問い合わせ前の不安解消URL:サイト内導線からの着地ページ。
    → 置くもの:事例3件/導入フロー図/問い合わせ後の流れ / おすすめCTA:「この内容で相談する」

3. 「1ページ=1メッセージ」を決める

  • 例:「小ロット・短納期に強い◯◯」「初めての方向け:基本が1ページで分かる」「◯◯業界向け:現場の課題をこう解決」
  • 分け方の例:用途別(展示会後・初回前)/業界別(製造・建設・士業)/テーマ別(価格・スピード・品質)

見出しは「誰に×何が良いか」を一言で(30文字目安)。例:「製造業の短納期対応を、標準フローで実現します」。

4. CTA(次の一歩)を先に決める

  • 主な選択肢:問い合わせ/見積相談/資料DL/オンライン相談予約/サンプル請求
  • 配置:上・中・下の3か所に同じボタン(スマホ優先)
  • フォーム:名前+メール+選択式1項目まで(詳細はやり取りの中で)
  • 送信後:サンクスページに事例・FAQ・予約への導線を用意

CTAを先に決めると、ページの内容が“その一歩”に向けて整理されます

5. 社内共有用の「3行ブリーフ」を作る

テンプレ:
1)誰に:____(例:決裁者/製造業の実務担当)
2)場面:____(例:展示会後に送るURL)
3)次の一歩:____(例:「オンライン相談を予約」ボタンへ誘導)
この3行が固まれば、以降の原稿・図版・ボタン名が迷わず決まります

基本構成

“営業資料ページ”は上から読むだけで「不安→納得→行動」へ進める順番に並べるのがコツです。スマホでの見やすさを第一に、各ブロックは短く・写真1枚+ボタンで区切ります。

1. ファーストビュー(最上部)

  • 見出し:「誰に×何が良いか」を一言(30字目安)
  • 補足:効果の要点を3つ(短い箇条書き)
  • 画像:実物写真 or 図(手元のアップが伝わる)
  • ボタン:主ボタン1つ(例:見積相談)+副ボタン(資料DL)
  • 見出し例:「製造業の短納期を、標準フローで実現します」

ここで“誰にとって何が良いか”が一目で分かると、読み進めてもらえます。

2. 課題の整理(よくある悩み)

  • 例:「見積回答が遅い」「仕様のすり合わせが難しい」「品質のバラつきが不安」
  • 3〜5項目に絞り、次のブロックの答えにつなげる

読者が「自分の話だ」と感じるように、具体的な悩みを短く並べます。

3. 解決方法(考え方/導入イメージ)

  • 図1枚:課題→解決の流れ(矢印・番号でシンプルに)
  • 文章は「結論→理由→具体例」の順で3〜4行
  • 枠で「当社がやること/お客様にお願いすること」を分ける

ここでは仕組みよりも、どう良くなるか(速さ・品質・手間)を先に伝えます。

4. 機能・強み(3〜5項目)

  • カード型で並べる:見出し(7〜10字)+1行説明+小さな証拠
  • 証拠の例:実績数・返信速度・社内ルール・写真
  • 例:「初回返信24h以内/95%(先月実績)」

「できること並べ」ではなく、相手の得になる点+根拠をワンセットで。

5. 料金の目安・プラン

  • 表で「目安金額/含まれる範囲/追加の可能性」を簡潔に
  • カスタム中心なら「見積の考え方」を図で説明
  • 注意書き:時期・条件で変動する旨、無理な確約を避ける
  • ボタン:見積相談(最小項目フォームへ)

料金が出せない場合も、算出の考え方と含まれる範囲を示すだけで安心が高まります。

6. 導入までの流れ(5ステップ)

  • Step1〜5:問い合わせ→ヒアリング→お見積→実施→フォロー
  • 各ステップに目安日数・担当(当社/お客様)を1行で
  • 図:横並びのタイムライン

先が見えると動きやすいので、日数と役割を明記します。

7. 事例・お客様の声

  • 型:〈課題〉→〈対応〉→〈結果(数字ひとつ)〉→〈一言〉
  • 写真1枚(完成品/現場の手元)※匿名なら業種・地域で表記
  • 各事例の最後に「この内容で相談する」ボタン

事例は説明ではなく、結果の数字で短く伝えます。

8. よくある質問(FAQ)

  • 5〜7問:価格・納期・対応エリア・サポート・解約・支払い
  • 答えは結論先に→条件の順で2〜3行
  • 「分からない時の連絡先」を最後に記載

FAQは問い合わせ前の不安を下げるので、必ず設置します。

9. 安心材料(品質・情報管理・サポート体制)

  • 品質:チェック体制/再発防止の考え方/更新日
  • 情報管理:個人情報・データの扱い(詳しくは専用ページへ)
  • サポート:受付時間・返信目安・緊急連絡の方法

「守り」の姿勢を短くまとめて、信頼の土台をつくります。

10. 最終CTA(下部・フッター付近)

  • 上・中・下で同じ主ボタン(例:見積相談)を配置
  • スマホでは画面下に固定バー(相談/資料DL)
  • マイクロコピー例:「2営業日以内にご返信」「まずは無料相談」

最後に迷わず次の一歩を押せる配置にします。

11. 仕上げの共通ルール

  • 1ブロック=画面1枚内(スマホ基準)で区切る
  • 写真は手元優先/人物や機密は写さない
  • 数字は1つだけ太字(期間も併記:例「2025年7月実績」)
  • ページ最下部に更新日:例「最終更新:2025/08/31」

全体を通して、「短く・具体的に・次の行動へ」を合言葉にしましょう。

文章の「型」と例文

“営業資料ページ”では、同じ型で書く=誰が作っても伝わるが基本です。ここでは短い文章で効果が出る「型」と、そのまま使える例文・テンプレをまとめました。

1. 基本型:結論 → 理由 → 具体例 → 次の一歩

最も汎用的な型です。最初に結論を一言で示すことで、読み手が迷いません。

  • コピペ用テンプレ
    結論:____。
    理由:____だからです。
    具体例:たとえば____。
    次の一歩:まずは____をご確認ください(ボタン:____)。
  • 例文
    結論:小ロットの短納期に対応します
    理由:標準フローを見直し、並行作業ができる体制にしたからです。
    具体例:近日の案件では通常より2日早く出荷しました。
    次の一歩:まずは導入の流れをご確認ください(ボタン:見積相談)。

2. 事例の型:課題 → 対応 → 結果(数字ひとつ) → お客様の一言

事例は説明よりも「数字ひとつ」を太字で見せるのがコツです。

  • コピペ用テンプレ
    お客様:____(業種・地域・規模)
    課題:____。
    当社の対応:____。
    結果:____(%/日/件)
    お客様の一言:「____」。
  • 例文
    お客様:県内の食品メーカー様。
    課題:小ロットの追加発注を短納期で対応したい。
    当社の対応:工程を並行化し梱包を前倒し。
    結果:通常より2日短縮
    お客様の一言:「急な依頼にも間に合わせてもらえました」。

3. ベネフィットの型:「お客様にとって何が良いか」を3点だけ

機能ではなく、相手の得になる点(速さ/品質/手間の軽減)で書きます。

  • コピペ用テンプレ
    ・速さ:____(例:初回返信は24時間以内)
    ・品質:____(例:二重チェックでミスを削減)
    ・手間:____(例:準備は当社がガイド)
    ⇒ 次の一歩:____(ボタン名)
  • 例文
    ・速さ:初回返信は24時間以内(先月実績95%)。
    ・品質:検査は二重チェックで見落としを防止。
    ・手間:初回の準備物は当社がチェックリストでご案内。
    ⇒ 次の一歩:まずは見積の前提を相談(ボタン:見積相談)。

4. 料金の書き方:目安金額 → 含まれる範囲 → 注意書き → 相談ボタン

正確な金額が出せなくても、「目安+含まれる範囲」を明記すると安心されます。

  • コピペ用テンプレ
    料金の目安:____円〜。
    含まれる範囲:____(例:設計/製作/検査)
    注意:内容・時期により前後します(通常__週間)。
    ⇒ まずは____をご相談ください(ボタン:____)。
  • 例文
    料金の目安:30万円〜
    含まれる範囲:設計・製作・検査・納品。
    注意:ご要望により前後します(通常3〜4週間)。
    ⇒ まずは仕様を共有ください(ボタン:見積相談)。

5. 導入フローの書き方:5ステップ+日数+役割

先が見えると動きやすいので、日数と役割(当社/お客様)を添えます。

  • コピペ用テンプレ
    Step1 相談(当社/お客様・目安__日)→ Step2 ヒアリング(__)→ Step3 見積(__)→ Step4 実施(__)→ Step5 フォロー(__)。
    ⇒ 気になる点はいつでもご質問ください(ボタン:オンライン相談)。
  • 例文
    Step1 相談(メール・1日)→ Step2 ヒアリング(オンライン・2日)→ Step3 見積(3日)→ Step4 実施(2〜3週)→ Step5 フォロー(納品後)。
    各ステップの担当と日数を事前に共有します(ボタン:オンライン相談)。

6. FAQの型:質問(短く) → 結論 → 条件・例外 → 相談ボタン

FAQは不安の入口です。結論を先に書くと読みやすくなります。

  • コピペ用テンプレ
    Q. ____できますか?
    A. はい/いいえ。____です。
    条件:____の場合は____。
    詳しくは____(ボタン:____)。
  • 例文
    Q. 短納期は対応できますか?
    A. はい、内容によって可能です
    条件:在庫・工数により追加費用が発生する場合があります。
    詳しくは今週の枠をご確認ください(ボタン:オンライン相談)。

7. マイクロコピー(安心を生むひと言)

ボタンや注意書きのそばに、短い補足を置くだけでクリック率が上がります。

  • 見積相談:2営業日以内にご返信
  • 資料DL:メール登録だけでOK/すぐ届きます
  • オンライン相談:15分・無料・画面共有あり
  • 問い合わせ:内容は社外に公開されません

8. CTA文言テンプレ(そのまま差し替え)

文言は迷ったら、「動詞+目的+安心ワード」で作ります。

  • 見積を相談する(2営業日以内に返信
  • オンラインで相談(15分・無料
  • 資料をダウンロード(メール登録だけ
  • この内容で問い合わせ(簡単3項目

どの型も、写真1枚+太字の数字ひとつ+次の一歩をセットにすると伝わりやすくなります。次章では、画像・図の作り方を短時間で仕上げるコツをご紹介します。

画像・図の作り方(写真1枚でも伝わる)

“営業資料ページ”では、写真1枚+簡単な図だけでも伝わります。高価な機材や難しいデザインは不要。ここでは、だれでも短時間で仕上げられる作り方をまとめます。

1. 写真は「手元」を主役に(全景より具体)

  • 狙い:改善や作業の“実感”を伝える
  • 構図:手元のアップ/部品・治具の近接/チェック表の一部
  • 角度:Before/Afterは同じ位置・同じ明るさで撮る(比較が伝わる)
  • 光:窓を背にしない。机の上で真上から撮ると反射が減る
  • 背景:余計な物はどけ、白紙や無地マットを敷く
  • 安全:顔・名札・PC画面・図面は写さない/必要ならぼかし・黒塗り

例のキャプション:「二重チェック表の導入で見落としゼロを継続(2025年7月実績)」

2. 5分で作る「矢印・番号」図(伝わる最短ルート)

  • 使い道:導入フロー/Before→Afterの流れ/改善点の指さし
  • 作り方:四角形+矢印+番号だけ。色は2色まで(黒+アクセント1色)
  • テキスト:各箱は7〜10字以内(「見積」「試作」「量産」など)
  • 注意:専門用語は避け、だれでも分かる言葉に言い換える

図の見出し例:「お問い合わせ〜納品まで〈5ステップ〉」

3. 比較は“1点だけ”に絞る(時間/品質/手間)

  • 表より写真+一言:「従来:手書き → 今:QR記録」
  • 数字はひとつ:7分短縮不良0.3%など太字で
  • 注釈:「※2025年7月の社内計測」など期間・条件を添える

4. 画像サイズと形式(速く表示=離脱を防ぐ)

  • 横幅の目安:ページ用は1600pxまで(スマホ・PC両対応)
  • 容量の目安:写真は200〜400KB、図は100KB前後
  • 形式:写真=JPEG/WEBP、アイコンやロゴ=PNG/SVG
  • 設定:WordPressなら「圧縮プラグイン+遅延読み込み(lazy)」をON

5. ファイル名・代替テキスト(検索・アクセシビリティ)

  • ファイル名:202508_検査_二重チェック.jpg のように日時+内容で
  • 代替テキスト(alt)テンプレ:
    「何が写っている」+「何の改善を示す」+「どんな効果」
    例:「検査工程の二重チェック表。確認漏れを防ぎ、不良再発を抑制」

6. 図・アイコンの簡易テンプレ(コピペ用テキスト)

  • 導入フロー(横並び):「相談 → ヒアリング → 見積 → 実施 → フォロー」
  • 効果の3点:「速さ」「品質」「手間の軽減」
  • 安心項目:「情報の守り方」「品質チェック」「サポート体制」
  • ラベル:「Before」「After」「Point」「Step1〜5」

7. キャプション(短い説明が効く)

  • 型:「何を示す写真か」+「効果ひとこと」+「期間」
  • 例:「新治具の固定方法。作業ブレが減少(2025年7月導入)」

8. 権利・機密のチェック(公開前の最終確認)

  • お客様名・現場写真は事前許可(匿名可否も確認)
  • 機密図面・個人情報の写り込みはぼかす/トリミング
  • 素材・フォントの利用規約に注意(必要ならクレジット表記)

9. 5分でできる撮影〜掲載の手順(ミニ手順書)

  1. 片付ける:机の上を軽く整理、白紙を敷く
  2. 撮る:手元を真上から/同じ角度でBefore/After
  3. 指さす:スマホ編集や画像ツールで矢印・番号を1〜2個だけ
  4. 軽くする:横1600px・JPEGで書き出し(200〜400KB)
  5. 載せる:キャプションとaltを付け、「見積相談」などボタンへリンク

10. よくあるNGと回避策

  • NG:文字だらけの図/小さすぎるフォント → 回避:7〜10字×3項目に減らす
  • NG:暗い写真・反射 → 回避:真上から、窓と逆向き、机照明を使う
  • NG:数字に期間なし → 回避:「(2025年7月の実績)」を添える

11. HTMLの置き方(例)

検査工程の二重チェック表。確認漏れを防ぎ、不良再発を抑制
二重チェック表の導入で見落としゼロを継続(2025年7月実績)

画像と図は、「手元の具体」+「矢印・番号」+「太字の数字ひとつ」で十分に伝わります。次は、CTA(ボタン)とフォームのコツを整理し、行動につなげる仕上げを行いましょう。

CTA(ボタン)とフォームのコツ

“営業資料ページ”のゴールは、迷わず次の一歩を押してもらうこと。ボタン(CTA)とフォームは、少ない項目・やさしい言葉・スマホ優先で整えるだけで成果が変わります。

1. 置き場所:上・中・下の3か所+スマホ固定バー

  • ページ上部:ファーストビュー内に主ボタンを1つ(例:見積相談
  • ページ中部:「料金」「事例」の直後に同じボタンを再掲
  • ページ下部:最終CTAとして主ボタン+副ボタン(資料DLなど)
  • スマホ:画面下に固定バー(相談資料)で常時表示

“読みながらいつでも押せる”配置が大切。ボタンの種類は増やしすぎず、主目的を1つに絞ります。

2. 文言:動詞+目的+安心ワード

  • 見積を相談する(2営業日以内に返信
  • オンラインで相談(15分・無料
  • 資料をダウンロード(メール登録だけ
  • この内容で問い合わせ(簡単3項目

ボタンのすぐ下に短い補足(マイクロコピー)を置くとクリック率が上がります。

3. デザイン:押しやすさ最優先

  • サイズ:親指で押しやすい高さ(40〜48px以上)
  • 色:1ページで主ボタンは1色に統一(迷いを減らす)
  • 余白:ボタン周りに十分な空き(誤タップ防止)
  • 見た目の一貫性:全ページで同じ形・同じ文言

4. フォームの項目:最小限+選ぶ形式

  • 基本は3項目:お名前/メールアドレス/ご用件(選択式)
  • 任意で1項目:自由記入(100〜200字程度)
  • 電話・住所:初回は任意に(ハードルを下げる)
  • 同意:「個人情報の取り扱いに同意」にチェック欄+リンク

最初から細かく聞かない=完了率が上がる。詳細は返信のやり取りで確認します。

5. 入力しやすさ:小さな工夫の積み重ね

  • 選択式を活用:ご用件は「見積相談/オンライン相談/資料請求」などのボタン
  • エラー表示:どこが間違いかその場で表示(赤文字+枠)
  • キーボード種別:メール欄は「@」が出るキーボード、数字欄は数字キーボード
  • 自動入力:名前・メールはブラウザの自動補完を許可
  • 途中保存:書きかけでも戻れるよう、入力内容を保持

これらはまとめて「EFO(入力フォームの最適化)」と呼ばれます。“迷わず・ミスなく・すばやく”送れる状態が目標です。

6. サンクスページ(送信後の案内)は第二の勝負所

  • 受領の明記:「受付完了・受付番号・返信目安(例:2営業日以内)」
  • 次の行動:関連事例・FAQ・資料DL・オンライン相談予約へのボタン
  • 連絡先:電話・担当者名(時間帯も)を記載

“終わり”にしない。送信直後の熱量を次の接点につなぎます

7. 自動返信メール(そのまま使える文例)

件名:【受領しました】お問い合わせありがとうございます(◯◯株式会社)
本文:
____様
このたびはお問い合わせありがとうございます。内容を確認し、2営業日以内にご連絡いたします。
<受付内容>ご用件:____/お名前:____/メール:____
お急ぎの際は 00-0000-0000(平日9:00–18:00)までご連絡ください。
▼よくある質問:____(URL)
▼事例:____(URL)
◯◯株式会社 サポート担当:____

8. よくあるNGと直し方

  • NG:ボタンの文言が抽象的(例:「送信」)
    → 直し方:「見積を相談する」など行動を具体に
  • NG:項目が多い・電話や住所が必須
    → 直し方:初回は名前+メール+選択式1つに削減
  • NG:エラーがどこか分からない・最上部にしか出ない
    → 直し方:該当欄の下にエラー文、該当欄へ自動スクロール
  • NG:送信後が空白(何も起きない)
    → 直し方:サンクスページで返信目安と次の行動を案内

9. 最終チェック(5項目)

  • 1)配置:上・中・下に同じ主ボタンがある
  • 2)文言:動詞+目的+安心ワードになっている
  • 3)項目:必須は最小限、選択式を優先
  • 4)モバイル:親指で押しやすいサイズ・固定バーを設置
  • 5)送信後:サンクスページと自動返信が整っている

フォームとボタンは、“やさしく・短く・安心を添えて”が基本。ここまで整えば、次は「比較・料金・納期の見せ方」を軽やかに仕上げ、さらなる不安解消につなげましょう。

比較・料金・納期の見せ方

比較・料金・納期は、はっきり書くほど安心される項目です。すべてを細かく出す必要はありません。「軸をしぼる」「目安を出す」「条件を書く」の3点で十分伝わります。

1. 比較の出し方:他社名は出さず“お客様の得になる軸”で

  • 軸は3つに限定:速さ/品質/手間の少なさ(サポート体制でも可)
  • 相手は“従来のやり方”と比べる:他社名は出さず、「従来手作業 vs 当社の標準フロー」など
  • 記号で分かりやすく:○=得意、—=対象外(△は極力使わない)
比較項目 従来のやり方 当社(標準フロー)
初回返信の速さ 2〜3営業日 24時間以内(先月実績95%)
短納期の相談 不可または割増 内容により対応(事前連絡で可否回答
品質チェック 抜き取り検査 二重チェック+記録の保存

比較は“自社の強みが出る切り口だけ”に絞ると読みやすく、誤解も防げます。

2. 料金の見せ方:目安+含まれる範囲+条件

  • まずは目安を太字で:「◯◯円〜」と一言(税別/税込を明記)
  • 含まれる範囲:設計/製作/検査/納品など、箇条書きで3〜5項目
  • 追加の可能性:どんな時に増減するかを一言(例:特急・再訪・追加仕様)
  • 出せない場合:「見積の考え方」を図で示す(点数・サイズ・工数 など)

料金の目安30万円〜(税込)

含まれる範囲:設計/製作/検査/納品

追加の可能性:特急対応・仕様追加・現地調整が発生する場合

注:内容・時期により前後します。まずは概要をお知らせください。

見積を相談する2営業日以内に返信

「見積の考え方(例)」:
・基本料金 + 点数 × 単価 + 特殊加工(必要な場合)
・サイズ/数量/納期の3要素で算定 → フォームは“名前+メール+希望納期”だけ

3. 納期の見せ方:通常/繁忙期/短納期の3段構え

  • 通常:例)3〜4週間(設計〜納品)
  • 繁忙期:例)4〜5週間(年度末・大型連休前)
  • 短納期:内容により可。まずは希望日を教えてください(当日中に可否回答

導入までの流れ(目安)

  1. ご相談(1日)
  2. ヒアリング(2日)
  3. お見積(3日)
  4. 製作・調整(2〜3週)
  5. 検査・納品(2〜3日)

マイクロコピーの例:
・「希望納期を優先して工程を組みます」/「空き状況は当日回答します」
・「特急の可否は内容次第。まずはご相談ください」

4. 文言テンプレ(コピペOK)

  • 比較:「従来の手作業では___。当社の標準フローでは___%短縮(2025年7月実績)。」
  • 料金:「料金の目安は__万円〜(税込)。含まれる範囲:___。内容により前後します。」
  • 納期:「通常は__〜__週間。繁忙期は+1週間。短納期は内容により対応します。」
  • CTA:「見積を相談する(2営業日以内に返信)」

5. よくあるNGと直し方

  • NG:料金を一切出さない → 直し方:目安+含まれる範囲+条件だけでも記載
  • NG:比較の軸が多すぎる → 直し方:速さ・品質・手間の3つに限定
  • NG:「最安」「絶対」など断定表現 → 直し方:期間や条件を添えた実績表示に
  • NG:納期を1パターンだけ明記 → 直し方:通常/繁忙期/短納期の3段表記

6. 公開前チェック(3点)

  • 比較は“自社の得意を示す軸”だけに絞れているか?
  • 料金は目安・範囲・条件の3点セットになっているか?(税込/税別の表記)
  • 納期は通常/繁忙期/短納期で書き分け、可否の返答スピードを明記したか?

比較・料金・納期は、“ぼかさず・言い切りすぎず”がコツ。目安と条件を短く出すだけで、問い合わせのハードルは大きく下がります。次は「よくあるNG(もったいないポイント)」や「計測と改善」の見方も整えていきましょう。

よくあるNGポイント

“営業資料ページ”は、内容が良くても作り方を誤ると成果が出ません。多いのは、長いのに伝わらない/押せない(行動できない)/不安が残るの3パターン。小さな直しで確実に改善できます

1. 情報が多すぎて“要点が埋もれる”

  • 段落が長く、見出しが少ない/一文が長い
  • 機能や特徴を全部並べてしまい、読み手の得が分からない

直し方:1ブロック=スマホ画面1枚内/見出しは30字以内で結論/箇条書きと太字の数字ひとつで要点を見せる。「短く・具体的に・次の一歩へ」

2. CTA(ボタン)が少ない・遠い・分かりにくい

  • ボタンが最下部にしかない/文言が「送信」だけ
  • スマホでスクロールが長く、押す場所を見失う

直し方:上・中・下に同じ主ボタン/文言は「動詞+目的+安心ワード」(例:見積を相談する〈2営業日以内に返信〉)/スマホは下部に固定バー。“読みながら押せる”配置

3. 事例が“説明”で終わっている(数字・写真・一言がない)

  • 成果の数字がなく、印象に残らない
  • 写真がなく伝わりにくい/お客様の一言がない

直し方:〈課題→対応→結果(数字ひとつ)→お客様の一言〉+写真1枚。匿名の場合は「県内の◯◯業」などで表記、期間も併記(例:2025年7月実績)。

4. 料金・納期が“ぼんやり”か“言い切りすぎ”

  • 「お問い合わせください」だけで目安がゼロ
  • 「絶対最安」「必ず◯日」など過剰な断定

直し方:目安金額+含まれる範囲+条件を短く記載/納期は「通常・繁忙期・短納期」で3段表記/断定は避け、算出の考え方を添える。

5. フォームが重い・入力でつまずく

  • 電話・住所まで必須/自由記入が長すぎる
  • エラーがどこか分からない/再入力が発生

直し方:必須は名前+メール+選択式1つ/エラーはその場で表示・該当欄へ自動スクロール/ブラウザの自動補完を許可/サンクスページで次の行動を案内。EFOで“速く・迷わず”送れる

6. 画像が重い・暗い・機密が写っている

  • MB級の画像で表示が遅い/反射や逆光で見えない
  • 図面・PC画面・名札など機密や個人情報が写り込む

直し方:横1600px・写真200〜400KB目安/手元のアップで明るく/alt(代替テキスト)を記入/機密はぼかし・トリミング/お客様写真は事前許可速く安全に“伝わる”画像

7. 更新日がない・古い/連絡先・責任者が不明

  • 最終更新が分からず、最新性に不安
  • 問い合わせ窓口や返信目安が書いていない

直し方:ページ最下部に更新日/窓口(部署・担当名・時間帯)と返信目安(例:2営業日以内)を明記。“今も動いている”サイン

8. 比較が“機能の羅列”になっている

  • 専門用語の比較表/優劣が伝わらない

直し方:比較軸は速さ・品質・手間の3つに限定/他社名は出さず「従来のやり方」と比較/効果を数字ひとつで示す。

9. スマホ未対応(文字が小さい・押しにくい)

  • 文字が読みにくい/ボタンが小さく誤タップ

直し方:本文16px以上/ボタン高さ44px以上/行間と余白を広く/下部固定CTAで常時誘導。スマホ基準で作る

10. サンクスページが“空白”

  • 送信後に何も案内がなく、熱が冷める

直し方:受付完了+返信目安を明記/関連事例・FAQ・資料DL・オンライン相談ボタンを配置/担当者名と電話も表示。

公開前ミニチェック(10項目)

  • 見出しで「誰に×何が良いか」が一言で分かる
  • 1ブロック=スマホ1画面内に収まる
  • 数字は各所でひとつだけ太字(期間を併記)
  • 上・中・下に同じ主CTA(スマホは固定バー)
  • 事例は〈課題→対応→結果(数字)→一言〉+写真1枚
  • 料金は目安+範囲+条件、納期は通常・繁忙期・短納期
  • フォームは名前+メール+選択式1つ、エラーはその場表示
  • 画像は軽量(写真200〜400KB)、altあり、機密なし
  • 更新日・窓口・返信目安を記載
  • サンクスページで次の行動を案内

どれも大がかりな作業ではありません。“まず直せるところから”1つずつ、毎月の見直しで積み上げていきましょう。次は「計測と改善(見る数字は3つ)」に進み、効果を確認しながら磨いていきます。

計測と改善

すべてを細かく追う必要はありません。まずは「見られたか」「動いたか」「申し込まれたか」の3つだけに絞って、毎月の小さな直しにつなげましょう。

1)見られたか(入口)

  • 指標:ページの閲覧数/平均滞在時間
  • 見方:滞在が短い=ファーストビュー(最上部)の伝わり方を見直す
  • 主な直し:見出しを「誰に×何が良いか」に言い換える/効果3点を箇条書き/画像を軽くする

2)動いたか(途中)

  • 指標:ボタン(CTA)のクリック数・クリック率
  • 見方:クリックが少ない=ボタンの文言・位置・数を見直す
  • 主な直し:上・中・下に同じ主ボタン/スマホ下部の固定バー/文言を「動詞+目的+安心ワード」に

3)申し込まれたか(ゴール)

  • 指標:フォーム送信数/ページ→送信の割合
  • 見方:離脱が多い=項目が多い・分かりにくい可能性
  • 主な直し:必須は「名前+メール+選択式1つ」/エラーはその場表示/サンクスページに次の導線

やさしい記録のしかた(ミニ台帳)

指標 今月 先月 メモ(直したこと/次やること)
閲覧数・滞在 __ __ 見出し言い換え/画像軽量化
CTAクリック率 __% __% ボタン上・中・下に追加/文言変更
フォーム送信 __ __ 必須項目を2→1に削減/エラー表示改善

「先月より良くなったか」だけを見ます。業界平均より「自社の前月比」を大切に。

毎月15分のルーティン(4ステップ)

  1. 数字を見る:3指標だけ確認(閲覧・クリック・送信)
  2. 気づきを1行で:例「CTAクリックが弱い=文言と位置を直す」
  3. 小さく直す:見出し言い換え or 事例1件追加 or ボタン配置の見直し等、1つだけ
  4. 次月の仮説をメモ:「事例追加→滞在↑を狙う」

改善の打ち手(小→中の順で)

  • 見出しを「誰に×何が良いか」に言い換える
  • ファーストビューに効果3点の箇条書きを追加
  • 事例を1件(数字ひとつ+写真)追加
  • CTAを上・中・下に統一配置/スマホ固定バーを設置
  • ボタン文言を「見積を相談する(2営業日以内に返信)」に変更
  • フォームの必須項目を削減(自由記入は任意)
  • サンクスページに「事例・FAQ・相談予約」ボタンを追加
  • FAQを3問追加(価格・納期・対応範囲)
  • 画像を横1600px/200〜400KBに軽量化
  • 本文16px以上・ボタン44px以上でスマホの読みやすさを改善

優先順位の決め方(効果×手間)

  • 効果大×手間小:見出し・CTA文言・画像軽量化 → 今すぐ
  • 効果中×手間小:事例1件追加・FAQ追加 → 今月中
  • 効果大×手間中:フォーム項目削減・サンクス導線 → 来月までに

やさしいABテスト(1点だけ変える)

  • 今月は見出しのみ変更、来月はCTA文言のみ変更
  • 比較期間は同じ条件(2週間ずつ など)
  • 同時に複数を変えない(何が効いたか分からなくなる)

小ワザ:後で数えやすくする工夫

  • 同じ種類のボタンは同じ文言に統一(集計が楽)
  • ボタンのリンク末尾に?from=salespageなど短い印を付ける(流入の目印)
  • 「更新日」をページ最下部に記載(変更の効果を見る基準になる)

計測は手段、目的は「次の小さな直し」を決めることです。3つの数字を見て、毎月ひとつ改善。これだけで“営業資料ページ”は着実に育ち、受注の確率が高まっていきます。

公開前チェックリスト(最終確認)

公開の直前に、次の項目をサッと確認しましょう。“短く・具体的に・次の一歩へ”がそろっていればOKです。

内容と構成

  • 見出し:「誰に×何が良いか」を一言で言えている(30字目安)
  • 順番:〈課題〉→〈解決〉→〈強み〉→〈料金・納期〉→〈事例〉→〈FAQ〉→〈CTA〉の流れ
  • 数字:各所で“太字の数字ひとつ”+期間を併記(例:2025年7月実績)
  • 長さ:1ブロック=スマホ1画面に収まる(改行と箇条書きで整理)

画像・図・速度

  • 写真:手元のアップで具体が伝わる/暗さ・反射なし
  • サイズ:横1600px・写真200〜400KB、図100KB前後(遅延読み込みON)
  • alt:代替テキストに「何の写真か/どんな効果か」を記入
  • 機密:顔・名札・PC画面・図面は写り込みなし(必要ならぼかし)

CTA(ボタン)とフォーム

  • 配置:上・中・下に同じ主ボタン、スマホは下部固定バー
  • 文言:動詞+目的+安心ワード(例:見積を相談する〈2営業日以内に返信〉)
  • フォーム:必須は名前+メール+選択式1つ、エラーはその場表示
  • 送信後:サンクスページで返信目安と「事例/FAQ/相談予約」へ誘導

料金・納期・安心材料

  • 料金:目安+含まれる範囲+条件(税別/税込の表記も)
  • 納期:通常/繁忙期/短納期の3段表記+可否の返答スピード
  • 安心:品質・情報管理・サポート体制の要点を1ページで明記

運用情報

  • 更新日:ページ最下部に「最終更新:YYYY/MM/DD」
  • 窓口:部署・担当名・受付時間・電話を明記
  • 計測:主要CTAリンクの末尾に ?from=salespage 等の印を付与

迷ったら、「写真1枚+太字の数字ひとつ+次の一歩」が揃っているかだけ確認すれば十分です。

アトラボがお手伝いできること

アトラボは、“営業資料ページ”を短期間で形にして、止まらず回るところまでご支援します。Webが苦手でも大丈夫。テンプレと伴走で、今日から進められる形にします。

1. 設計・原稿テンプレのご提供

  • ワイヤーフレーム設計:本記事の順番をベースに、貴社用にカスタマイズ
  • 文章テンプレ:〈結論→理由→具体例→次の一歩〉/事例・FAQ・料金・納期の型を納品
  • CTA文言集:「動詞+目的+安心ワード」100例(社内共有用)

2. 図版・写真サポート

  • 5分図版:矢印・番号の簡易テンプレ(導入フロー/比較)
  • 撮影ガイド:手元の撮り方・反射対策・ぼかし手順(チェックリスト付き)
  • 軽量化設定:WordPressの画像圧縮・遅延読み込みの初期設定

3. CTAとフォームの最適化(EFOライト)

  • 配置設計:上・中・下+スマホ固定バーの実装
  • フォーム見直し:必須項目の削減/エラー表示の改善/自動返信・サンクスページ設計

4. 料金・納期・安心ページの整備

  • 料金の見せ方:目安・範囲・条件の書き方支援/「見積の考え方」図の作成
  • 納期表示:通常/繁忙期/短納期の3段表記と言い換え提案
  • トラスト(安心)ページ:品質・情報管理・サポート体制の要点整理と言い換え

5. 公開後のミニ改善(毎月15分の伴走)

  • 3指標だけのレポート:閲覧・CTAクリック・送信
  • 小さな直し:見出しの言い換え/事例1件追加/ボタン文言の最適化
  • ネタ出し:社内の“最新の一歩”を拾い、短文化して反映

6. 実装・運用支援(WordPress)

  • ページ作成:テンプレ反映/スマホ最適化/高速化設定
  • 計測の仕込み:CTAのクリック計測/URLパラメータ設定/更新日の自動表示

まずは貴社の状況を拝見し、「明日からできる3つ」をご提案します。
写真1枚+短い説明+押しやすいボタンから、受注につながる“営業資料ページ”を一緒に作っていきましょう。

まとめ:営業の「説明」をWebに置き、受注の確率を上げる

“営業資料ページ”の目的はシンプルです。お客様の不安を先回りで解消し、迷わず次の一歩を押してもらうこと。PDFや口頭だけに頼らず、営業の要点を1ページに整理して、誰が説明しても同じ品質にします。

  • 骨組み:〈課題〉→〈解決〉→〈強み〉→〈料金・納期〉→〈事例〉→〈FAQ〉→〈CTA〉の順番で、スマホ基準に短く区切る
  • 見せ方:写真は手元の具体、図は矢印・番号で簡潔に、数字はひとつだけ太字(期間も添える)
  • 行動に導く:CTAは上・中・下+固定バー、文言は「動詞+目的+安心ワード」
  • フォーム:必須は名前+メール+選択式1つ。送信後はサンクスページで次の行動
  • 言いづらい情報:料金は目安+範囲+条件、納期は通常/繁忙期/短納期の3段表記、比較は速さ・品質・手間の軸に絞る
  • 運用:毎月の見直しは「見られた・押された・送られた」の3指標だけでOK

最初から完璧を目指す必要はありません。写真1枚+短い説明+押しやすいボタンを積み重ねるだけで、ページは“育ち”ます。今日できることから始めましょう。

  • ① ファーストビューを「誰に×何が良いか」に言い換える
  • ② 事例を1件、数字ひとつと写真で追加
  • ③ 上・中・下に同じ主CTAを配置(スマホは下部固定)

つまずいたら、アトラボにご相談ください。貴社の状況に合わせて、明日からできる3つをご提案します。小さく始めて、続けて、見える化する——それが受注につながる最短ルートです。

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