「ロゴから始まるブランディング」起業時に押さえたいロゴ設計の基本とコツ

新しく事業を立ち上げるとき、「ロゴなんてあとでいいかな」と考える方も多いかもしれません。けれど、ロゴはビジネスの“顔”であり、ブランドの旗印となる存在です。最初に決めたロゴが、後の展開に大きな影響を与えることも少なくありません。

特にBtoCビジネスにおいては、ロゴの印象が「信頼感」や「共感」に直結します。ECサイトや店舗の看板、SNSアイコンなど、顧客との接点にロゴが使われる場面は意外と多く、見る人に与える印象が購買や来店の動機にもなり得るのです。

とはいえ、「ロゴってどうやって決めたらいいの?」「デザインに詳しくないから不安…」という声もよく聞きます。そこで本記事では、起業時に押さえておきたいロゴ設計の基本とコツを、ブランディング視点からわかりやすくご紹介します。ロゴは単なるマークではなく、事業の成長を支える重要な資産。ぜひ、この記事をきっかけに戦略的に考えてみましょう。

ロゴは“顔”であり“旗印”

起業したばかりの企業やブランドにとって、ロゴは第一印象を決める「顔」です。名刺やパンフレット、看板やWebサイト、SNSプロフィールなど、さまざまな場所で最初に目にするのがロゴであることが多く、そこから受ける印象が企業へのイメージ全体に影響します。

また、ロゴは企業の理念や姿勢、サービスの方向性を象徴する「旗印」でもあります。たとえば「ナチュラルでやさしい」「先進的でスマート」「親しみやすく、安心感がある」など、ロゴの形や色使い、書体などからそのブランドの雰囲気や価値観が伝わることがあります。

このブランドイメージの「核」になるのがロゴです。たとえ起業直後であっても、将来的に広告展開や商品パッケージ展開、SNSでの拡散を視野に入れているのであれば、安易にテンプレートや無料ツールで済ませるのではなく、戦略的に設計するべきです。

スタート時のロゴがしっかりしていれば、ブランド全体の展開もスムーズになります。逆に言えば、最初のロゴ選びを間違えると、あとから「なんとなく合わない」「やっぱり変えたい」といった課題が出てくることも。最初にじっくり設計する価値がある、それがロゴなのです。

ロゴ制作の前に考えておきたい3つのこと

ロゴを制作するにあたって、いきなりデザインから入ってしまうのはおすすめできません。まずは、ブランドの土台となる要素を明確にすることが大切です。ここでは、ロゴ制作の前にぜひ考えておきたい3つのポイントをご紹介します。

1. どんな「印象」を与えたいか?

ロゴは見る人に瞬時にブランドの印象を伝える役割を持ちます。「信頼感を与えたい」「親しみやすさを表現したい」「高級感やプロフェッショナルさをアピールしたい」など、与えたい印象によって、デザインの方向性は大きく変わります。
まずは自社のサービスやターゲットユーザーを見つめ直し、どんなイメージを届けたいのかを明確にしておきましょう。

2. 競合や業界の「傾向」を知る

同じ業界の競合他社や先行ブランドのロゴをリサーチしてみましょう。業界特有のトーンやよく使われる配色・フォントがあるかもしれません。それを知った上で、あえて寄せるのか、それとも差別化を図るのか、戦略的な判断が可能になります。
例えば、美容業界では曲線的でやわらかな印象のロゴが多く、IT業界ではシンプルで未来的なロゴが多い傾向があります。

3. 将来的にどこで使うか?を想定する

ロゴは、名刺・ホームページ・看板・商品パッケージ・SNSなど多くの媒体で使用される可能性があります。
そのため、「拡大・縮小しても視認性が保たれるか」「モノクロでも見栄えがするか」「横長・縦長などバリエーション展開しやすいか」といった点も事前に想定しておく必要があります。
単なる“ロゴ画像”ではなく、「使いやすさ」も含めた設計が重要です。

ロゴ制作を依頼する場合のポイント

ロゴを自作せず、外部のデザイナーや制作会社に依頼する場合、どのような点に気をつければよいのでしょうか。発注の段階で認識がズレてしまうと、時間もコストも無駄になってしまう可能性があります。ここでは円滑な依頼のために押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。

1. イメージの共有は「言葉」と「参考例」で

「かっこよく」「シンプルに」といった表現は主観的で、人によって捉え方が異なります。そのため、言葉だけでなく、参考になるロゴやデザインの例を一緒に提示することが大切です。
「このロゴのフォントが好き」「このカラーが自社のイメージに近い」といった形で伝えると、デザイナーにとって方向性が明確になります。

2. ブランドや事業の背景をしっかり伝える

ロゴは単なるマークではなく、事業のコンセプトや価値を視覚化するものです。そのため、事業の内容やターゲット、ブランドとして大切にしたい考え方などをしっかり共有することが、納得感のあるロゴにつながります。
会社概要だけでなく、起業のきっかけや将来的な展望なども含めて、背景を共有しましょう。

3. 納品形式・用途の確認も忘れずに

納品されるロゴデータの形式や内容も事前に確認しておくと安心です。AI、PDF、PNGなどの形式や、白黒版・縦横バリエーションなどの展開が必要かどうかを確認しましょう。
また、商標登録の可否や著作権の扱いも制作会社によって異なるため、事前に契約条件を確認しておくことが望ましいです。

起業時にありがちなロゴ制作の失敗例

起業という節目に合わせてロゴを制作することはとても重要ですが、そのタイミングだからこそ起こりがちな失敗もあります。ここでは実際によく見られる3つの失敗例と、その回避策をご紹介します。

1. 自分の好みだけでデザインを決めてしまう

「自分が好きな色だから」「カッコいいと思ったから」という理由でロゴを決めてしまうと、ターゲットとのズレが生じやすくなります。
ロゴはあくまで顧客に伝えたい印象やメッセージを反映するもの。起業家自身の好みを反映しすぎず、ユーザー視点での設計を意識しましょう。

2. 汎用フォントやテンプレートの使いまわし

無料ロゴ作成ツールやテンプレートを活用するのは手軽ですが、他社と似たようなロゴになってしまう可能性があります。
特にBtoCのビジネスでは、ユーザーの第一印象がブランドの信頼度に直結するため、オリジナリティのあるロゴを用意することが大切です。

3. 先の展開を考えずに作ってしまう

起業直後は小規模な展開かもしれませんが、将来的にブランドが成長することを考えると、拡張性を考慮したロゴ設計が重要です。
たとえば、看板・名刺・SNS・商品パッケージなど多用途で使えるロゴになっているかを確認しておきましょう。

アトラボができること:ロゴから始まるブランドづくりの支援

アトラボでは、単に「ロゴを作る」だけでなく、起業時のブランドづくり全体を見据えた支援を行っています。ロゴはスタート地点にすぎません。以下のような形で、起業家の皆さまをサポートいたします。

ヒアリングによる「伝えたいこと」の言語化

起業したばかりのタイミングでは、「何を強みにするか」「誰に届けたいか」がまだ言語化されていない場合もあります。アトラボではじっくりとヒアリングを行い、想いやビジョンをロゴやキャッチコピーに落とし込むお手伝いをいたします。

Web・印刷物との一貫性を持った設計

ロゴは、Webサイト・名刺・パンフレット・SNSなど、多くの場面で活用される共通のビジュアル要素です。アトラボでは、それら全体に統一感が生まれるよう、デザインや色、書体のガイドラインも含めてご提案が可能です。

「これからの展開」を見据えた柔軟なロゴ設計

店舗拡大、商品ラインアップの追加、サービスの多角化など、起業後の展開を視野に入れた柔軟な設計を行います。ロゴが足かせにならないようなデザイン方針を重視し、成長フェーズに応じた使い方ができるロゴをご提案します。

ロゴはビジネスの顔であり、未来への投資でもあります。だからこそ、表面的なデザインにとどまらず、ビジネスの土台として機能するロゴづくりを、私たちは全力でサポートしています。

アトラボができること:ロゴから始まるブランドづくりの支援

アトラボでは、単に「ロゴを作る」だけでなく、起業時のブランドづくり全体を見据えた支援を行っています。ロゴはスタート地点にすぎません。以下のような形で、起業家の皆さまをサポートいたします。

ヒアリングによる「伝えたいこと」の言語化

起業したばかりのタイミングでは、「何を強みにするか」「誰に届けたいか」がまだ言語化されていない場合もあります。アトラボではじっくりとヒアリングを行い、想いやビジョンをロゴやキャッチコピーに落とし込むお手伝いをいたします。

Web・印刷物との一貫性を持った設計

ロゴは、Webサイト・名刺・パンフレット・SNSなど、多くの場面で活用される共通のビジュアル要素です。アトラボでは、それら全体に統一感が生まれるよう、デザインや色、書体のガイドラインも含めてご提案が可能です。

「これからの展開」を見据えた柔軟なロゴ設計

店舗拡大、商品ラインアップの追加、サービスの多角化など、起業後の展開を視野に入れた柔軟な設計を行います。ロゴが足かせにならないようなデザイン方針を重視し、成長フェーズに応じた使い方ができるロゴをご提案します。

ロゴはビジネスの顔であり、未来への投資でもあります。だからこそ、表面的なデザインにとどまらず、ビジネスの土台として機能するロゴづくりを、私たちは全力でサポートしています。

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