情報過多、常にスマホが手元にある時代。
ホームページも必要な情報が載っているのは当然で、見やすいホームページでなければ、いくら商品やサービスが優れていても、即座に選択肢から脱落する時代とも言えます。
そんなシビアな令和の時代の「スマホ対応」改めて考えてみました。
ページの移動は極力少なく
5G時代到来、と言えどもスマートフォンで新たなページへ移動し、データを読み込み、全体が表示されるまではちょっと時間がかかります。
おそらくホームページ制作会社やWEB担当者のものよりも、全然表示速度がゆっくりなスペックのスマホを使っている方は多いわけで。
となると、目的のためにたくさんのページを移動しなければならないホームページは嫌われます。
業種や取り扱う内容によっては、メインターゲットとなるユーザーに対してはトップページだけで一定程度の情報が得られるような設計が必要かもしれません。
画面構成がスマホ画面に最適化されている
文字が小さくて二本の指で拡大して…ってとても見づらい印象を与えますよね。
また文章が長文すぎて画面が文字で埋まってしまったり、逆に画像が縦長で、画面が画像で埋まったりするのも、情報がスマホの画面に最適化している、とは言えませんね。
手のひらの、縦長の小さな画面の中でスクロールしていくだけで必要な情報が適度に得られる、というのが理想的な画面構成、なのかもしれません。
表示速度が速い
感覚的な部分ですが、同じスマートフォンで閲覧する様々なWEBサイトやアプリに対して、ホームページの表示速度が「ゆっくり」「もっさり」と感じるレベルだと、会社自体の「対応が遅い」という印象を与えかねません。怖い時代…。
もちろんパソコンよりもスマホの表示が遅いのはやむを得ない…というのは思い込みで、ホームページの高速化のためには様々な対応策があります。
一度Googleのサービスで速度がどのくらいかテストしてみてはいかがでしょうか?
今ホームページのどこにいるか?がわかりやすい
もちろんじっくり見るためのホームページをスマホでご覧になる方も存在します。
利用規約やプライバシーポリシーなどもしっかりチェックしたうえで、このサービスについて問い合わせしよう、という方もホームページのなかで何ページもご覧になることでしょう。
そんなときに
「あれ、さっき見てたページにはどうやって戻る?」
「トップページを見てたはずだけど、ここはどこ?」
となってしまうと、もう一度検索エンジンに戻って…という離脱につながりかねません。
固定のメニューやお問い合わせボタンを設置するだけでなく、パンくずリストなどでページの場所を表示したり、ユーザーの導線を想定した他のページへのリンクボタンを「少し多メールも」というくらい設置したほうが迷わせない気がします。
タップすれば電話がかかる・フォームが入力しやすい
情報が適度で、ユーザーがお問い合わせのアクションをするときも、スマホならではの対応が必要です。
電話番号を表示しているのならそこをタップすれば電話がかかるのは当然ですよね?
問い合わせフォームの入力は、スマホで文字入力が苦手な方にとってはなかなかの苦行なので、なるべく項目数を減らすなどの対策が必要です。
まとめ:スマホや通信技術の進歩とともにある
日本では老若男女ほとんどの人々がスマートフォンを所有し、使いこなしている、という今の状況だからこそ、ホームページにも最適な画面設定があると考えています。
「横に三本線のアイコンはメニューでしょ?」と理解されている方もだいぶ増えている印象はありますが、ターゲット層によっては「メニュー」と添えてあげたほうが親切ですね。
また高解像度の画像や動画を載せるのも、通信速度の飛躍的な向上があってこそ、先日も3Gを終了したキャリアがありましたけど、新たな技術、フェーズに移行すれば、スマートフォンにおけるホームページのあり方もどんどん進化していくことでしょう。
「うちのホームページ、イマイチ、スマホで見づらい…」
と、お悩みの方はお気軽にアトラボへご相談くださいませ。