その修正依頼、時代遅れかも?ベテラン経営者にこそ知ってほしい「今どきの」Webデザイン

「うちのホームページは、昔から自分で作ってきたから大丈夫」
そんな自信を持って、これまでの企業運営を支えてこられた経営者の方も多いことでしょう。特に、パソコン全盛の時代に「ホームページビルダー」や「Dreamweaver」といったソフトを使いこなし、会社案内から製品紹介、社長挨拶文まで、手作りで構築してきた方にとっては、Web制作そのものが一種の“経営スキル”だったかもしれません。

しかし、今、ホームページを取り巻く環境は大きく変わっています。
お客様の閲覧環境は「パソコン」から「スマートフォン」へ、見る目的は「情報収集」から「行動・判断」へと変化しているのです。

そのため、かつて自信をもって作り上げたホームページが、今のお客様から見ると「なんだか古い」「見づらい」「使いにくい」と感じられてしまう場面が増えてきています。
「見た目の派手さがない」「デザインにこだわったつもりなのに反応が薄い」「採用ページを作ったのに応募が来ない」……そんなご相談をいただくたび、私たちが感じるのは「昔の正解」が、いまのビジネスでは“足かせ”になってしまうこともあるという現実です。

もちろん、これまでのご経験やこだわりは、企業の「歴史」や「らしさ」として大きな価値があります。ですが、その価値を、いまのお客様にどう伝えるか? そこには、かつてとは違う「Webデザインの考え方」が必要なのです。

このブログでは、これまで長年ホームページを自社で更新されてきたベテラン経営者の方々に向けて、“今どきのホームページで成果を出すために必要な視点”をご紹介していきます。
自社のホームページがなぜ「古く見える」のか?何が変わったのか?そして、これからのWebデザインで大切にすべきことは何か?
制作会社に任せるからこそ気づける視点とともに、事例を交えながら解説していきます。

「時代に合わせて変えていくこと」も、企業経営の大切な判断。
この機会に、今のホームページのあり方を、一度見直してみませんか?

ありがちな「時代遅れ」ホームページの共通点

「昔からある会社っぽいね」と言われたとき、それは必ずしも“安心感”ではなく、「古くささ」や「遅れている印象」を含んでいる場合があります。
特に、デザインや構成が時代に合っていないホームページは、第一印象で損をしてしまうことも少なくありません。

ここでは、私たちが実際に制作のご相談をいただく中でよく見かける、「もったいない状態」になってしまっているホームページの共通点をご紹介します。

1. デザインが「パソコン基準」のまま

画面いっぱいに広がる固定幅のレイアウト、マウス操作を前提としたメニューやボタン配置など、昔ながらの“パソコンで見る前提”の設計がそのまま残っているケースは非常に多いです。
その結果、スマホで見るとテキストが読みづらかったり、ボタンが小さくて押しにくかったりと、ユーザーにとって「見にくい・使いにくい」状態に陥ってしまいます。

スマートフォンでは、指でスクロールしやすい縦長の構成が求められます。ページの途中で横スクロールが必要だったり、リンクが小さすぎて押し間違えたりすると、その場で離脱されてしまう可能性が高くなります

2. 色・装飾・画像に「好み」が出すぎている

「社長が赤が好きだから」「昔の看板と同じ色だから」など、デザインのトーンを“好み”だけで決めてしまうと、業種や会社のイメージとちぐはぐになってしまうことがあります。
たとえば、金融や医療関連で原色を多用すると「派手すぎて不安」、逆に飲食店でグレーや黒を使いすぎると「高圧的・味気ない」と感じられることも。

また、仕事と関係のない風景写真や、無料素材ばかりを多用することで、業種が伝わりづらくなるという問題も。印象に残らないだけでなく、競合との比較で見劣りしてしまうリスクもあります。

3. 文字サイズが小さい、余白が詰まっている

旧来のホームページでは、「画面にできるだけ多くの情報を詰め込む」ことが正解とされていました。
しかしスマートフォンでは、余白や行間をしっかりとり、読みやすさ・視線の流れが重視されます。

特に高齢ユーザーも多い業種では、文字が小さい・余白がない・行間が狭いといった要素が大きな離脱要因になります。
見てもらいたい情報こそ「読みやすく、伝わる形」で出す必要があるのです。

4. トップページが“看板”ではなく“寄せ書き”になっている

「社長のあいさつ」「理念」「沿革」「お知らせ」「ブログ」「製品情報」…すべてをトップページに詰め込みすぎて、ユーザーが「どこから見ればいいのかわからない」状態になっているケースも目立ちます。

特に目的が明確なお客様(=問い合わせたい・採用に応募したい・事例を見たい)にとっては、“どこを押せばいいか”がすぐわかることが重要です。情報は多ければいいのではなく、「適切にナビゲートされているか」が問われる時代です。

5. インパクト優先の写真や演出が逆効果に

トップに大きなスライドショー、意味のないBGM付き動画、全画面アニメーション…「目立たせたい」という気持ちが強すぎると、かえってユーザーを混乱させたり、離脱を早める原因になります。

特にスマホでは通信量・読み込み速度・直感的な操作性が求められるため、重たい演出や意味のない装飾はユーザビリティを著しく下げてしまうのです。

せっかくのデザインも、目的や導線に沿っていなければ成果にはつながりません。見た目だけでなく、「使われる設計」になっているかが、今のホームページには求められています。

何が変わった?今のWebデザインで重視されること

以前は「ホームページ=会社案内」でした。
パンフレットをそのままWeb化したような構成が多く、「掲載していること」に意味があり、「きれいにまとまっていれば十分」という時代でした。
しかし今は、ユーザーがスマートフォンで、必要な情報を短時間で「見つけて、判断し、行動する」ことを前提とした設計が求められています。

つまり、今のホームページに求められるのは「見るためのもの」から「動かすためのもの」へ。
どんなにデザインが整っていても、ユーザーが次のアクションにつながらなければ、それは“機能していない”と判断されてしまうのです。

1. 目的達成に導く「ユーザー目線の設計」

今のWebデザインでは、「誰が」「どんな目的で」そのページを見に来るのか、というユーザー像(ペルソナ)その行動シナリオを事前に想定して設計を行います。

たとえば、採用目的のホームページであれば、「スマホで見ている20代の求職者」が、「会社の雰囲気」「働いている人の顔」「給与や休暇」などを素早く確認でき、なおかつエントリーまで迷わず誘導される構成が必要です。

この「目的に合わせた導線設計」こそが、現代のWebデザインで最も重視される要素です。見た目だけではなく、“何を見せるか”より“どう動いてもらうか”をデザインすることが求められています。

2. スマートフォンでの“使いやすさ”が最優先に

かつては「パソコンで見ること」が前提でしたが、現在では多くの業種で7〜8割がスマートフォンからのアクセスになっています。特に、一般消費者を対象とする業種や、採用を目的としたページでは、ほとんどがスマホ閲覧です。

スマホでは、画面が小さい分、指で操作しやすいサイズ・位置にボタンが配置されているか、スクロールしながら自然に読み進められるか、そして重要な情報にすぐたどり着けるかが鍵になります。

いわゆる「モバイルファースト(スマホを最初に考える設計)」という考え方が基本であり、スマホで使いづらいホームページは、それだけで“候補から外される”時代と言っても過言ではありません。

3. デザインは“好み”ではなく“成果”から考える

「この色が好き」「写真はたくさん載せたい」「トップページはにぎやかに」——こうした好みを反映したホームページが、むしろ逆効果になるケースは少なくありません。

なぜなら、ユーザーは“感性”ではなく“目的”をもってページを訪れるからです。
必要なのは、「このページを見た人が何を感じ、何をしたくなるか」を逆算したデザインです。

たとえば、清潔感を伝えたい医療機関なら白を基調にした落ち着いたデザインが効果的ですし、信頼感を重視する建設業なら、実績写真を前面に押し出した構成が望ましいでしょう。
“なんとなくの好み”より、“業種と目的に合った型”のほうが成果に直結しやすいのです。

4. 「業種らしさ」「会社らしさ」を正しく伝えるトーン

かつては、オリジナリティや独自性がデザインの差別化とされてきました。ですが現在は、ユーザーが「比較」する前提でページを見ているため、「業界標準から逸れすぎないこと」も重要です。

たとえば、士業(税理士・社労士・行政書士など)で「ポップでにぎやかなデザイン」にしてしまうと、「軽そう」「信用できない」と受け取られてしまうリスクがあります。
逆に飲食店や美容室で無機質すぎるデザインだと、「入りづらそう」「高そう」と思われる可能性もあります。

だからこそ、「自社の良さ」を業界の文脈の中でどう見せるかという視点が大切です。これは経験則だけでは判断しづらく、Web制作会社のノウハウが求められる領域でもあります。

5. “情報を載せる”から“体験をつくる”へ

昔のホームページは「情報を並べること」が目的でした。
ですが今は、「その情報を通じて何を感じ、どう動いてもらうか」まで設計する必要があります。

特に重要なのは、「感情に寄り添う」要素です。
お客様の悩み・不安・期待に対して、共感のある言葉や安心できる写真、ストーリー性をもった構成が必要になります。
感情を動かし、行動につなげる——これこそが現代のWebデザインの本質です。

なぜベテランの「経験」がズレて見えるのか?

Webの黎明期から、自社のホームページを自らの手で作り、更新し、育ててこられた方々の多くは、豊富な経験と実績をお持ちです。
その経験は間違いなく企業の資産であり、経営者としての柔軟さや行動力の表れでもあります。

しかし、いま私たちが現場で感じているのは、その経験や成功体験が、時に「今の正解」とズレてしまうことがあるという現実です。
これは決して「過去が間違っていた」という話ではなく、Webを取り巻く環境やユーザーの行動が、大きく変わったことに起因しています。

1. 「ホームページ=会社案内」という思い込み

以前は、ホームページを持っているだけで「信頼できる会社」「時代を読んでいる会社」として評価されました。
そのため、企業概要や沿革、代表挨拶などを中心に、文字情報を整理して掲載することが王道でした。

しかし現在、ユーザーは“紹介”より“体験”を求めています。
「この会社に頼んで大丈夫?」「他とどう違う?」といった問いに、ホームページがきちんと答えているかどうかが判断材料になります。
つまり、会社案内ではなく「営業ツール」としての役割が強くなっているのです。

2. 過去の「正解」が今の「常識」とは限らない

たとえば、以前は「トップページにスライドショーを入れる」「更新情報を常に上に表示する」「インパクトのある見出しで惹きつける」といった手法が当たり前でした。
確かに当時は、それが効果的でした。

しかし今では、スライドショーはユーザーに見流されがちで、ファーストビューで「何ができる会社か」が伝わるかの方が重要視されます。
更新情報も、お知らせだけでなく、事例・実績・採用の動きといった「生きた情報」を発信しているかが問われます。

過去に成果を出したやり方が、今もそのまま通用するとは限らない——これが、Webという変化の激しい領域の特徴なのです。

3. 「見る側の感覚」が世代で大きく異なる

多くの経営者が「わかりやすくしているつもり」として構築したページも、今の20〜30代にとっては「情報が多すぎて読みづらい」「何をすればいいのかわからない」と受け止められてしまうことがあります。

特に採用や販促を目的としたWebサイトでは、メインターゲットの視点を中心に設計することが重要です。
ここで「自分の感覚」だけを基準にしてしまうと、“見る人”と“作る人”のズレが成果に直結してしまいます。

4. 経験を“捨てる”のではなく、“翻訳する”という発想

ここで強調したいのは、経験そのものが悪いのではないということです。
むしろ、業界やお客様に対する深い理解、営業の現場で培った直感的な判断力など、Web制作をするうえでも貴重な材料になります。

ただし、それをいまのユーザーに届く形に“翻訳”する必要があるのです。
「社長が伝えたいこと」と「お客様が知りたいこと」をすり合わせながら、見せ方や順序を組み立てていく——それが、今のWeb制作の基本姿勢です。

昔のこだわりが“壁”にならないように。
今ある経験を、「今のお客様に伝える形」で活かすことが、ベテラン経営者だからこそできる最大の武器なのです。

今どきの「成果が出る」ホームページに共通する3つの視点

ここまでで、「見た目を整える」だけでは成果につながらないこと、そして「過去の成功体験」が現在のWeb活用とズレるケースがあることをご紹介してきました。
では、今の時代に成果を出しているホームページには、どんな共通点があるのでしょうか?

もちろん業種や事業内容によって最適な設計は異なりますが、「ユーザー行動を促すための設計がなされているかどうか」という点においては、成果を出しているサイトはどれも共通しています。

ここでは、成果を生み出すホームページが意識している3つの重要な視点をご紹介します。

1. ユーザー導線に合わせた情報配置とCTA設計

まず大前提として、今のホームページは“情報を並べる”ものではなく“行動を促す”ためのツールです。
そのため、閲覧者が「何を求めてページに訪れ」「どんな行動を起こしてほしいか」を明確にし、それに合わせて情報の出し方・順序・配置を考える必要があります。

たとえば、以下のような導線設計が成果を出すためには欠かせません:

  • ・最初に「どんな会社なのか」をひと目で伝えるキャッチコピー
  • ・次に「信頼感」を持たせる実績やお客様の声
  • ・最終的に「問い合わせ」や「資料請求」「採用エントリー」へと自然につながるボタン配置

これが、よく言われる「CTA(Call to Action)」の設計です。
CTAは「設置しておけばいい」のではなく、「押したくなる場所」にあることが重要。導線と連動した自然な流れをつくることが、成果の第一歩です。

2. スマホでの第一印象と操作性に配慮されている

どんなに素晴らしい情報や構成であっても、スマートフォンでの見え方が悪ければ台無しです。
現代のWebサイトの多くは、初回アクセスの70〜80%がスマホからといわれています。
つまり、「スマホでの第一印象」が勝負なのです。

ここで意識すべきポイントは以下の通り:

  • ・指で押しやすい大きさと間隔でボタンやリンクが配置されているか
  • ・スクロールに合わせて情報が自然に現れ、ストレスなく読めるか
  • ・画像がスマホ画面に適したサイズで表示され、読み込み速度に影響しないか

これらの設計が不十分だと、ユーザーは無意識のうちに「この会社は古いな」と感じてしまうものです。
スマホユーザーがスムーズに見て、使って、行動できるか——この視点が今のWebサイトには欠かせません。

3. 信頼を得るためのビジュアルと情報の“整理力”

最後に、成果につながるWebサイトは、「信頼感」を高める要素を丁寧に設計しています。
これは「かっこいいデザイン」「派手な写真」ではなく、“この会社に任せても大丈夫そう”と思わせる細やかな配慮のことです。

具体的には以下のような要素が有効です:

  • ・スタッフや代表の写真を掲載し、顔が見える安心感を与える
  • ・施工実績やお客様の声をビジュアル付きで紹介する
  • ・「なにをしている会社か」が一目で伝わる見出し・画像・構成
  • ・情報が整理されていて読みやすく、ページ遷移がわかりやすい

とくに、スマホでの閲覧が前提となった今、「見やすさ=信用につながる」傾向は強くなっています。
逆に、文字だらけ、写真が暗い、リンクがどこにあるかわからない——そんなページでは、どんなにいい会社でも第一印象で候補から外れてしまうのです。

成果を出すホームページに共通しているのは、「相手の立場になって丁寧に作られている」ということ。
その丁寧さが、ページ全体から自然と伝わり、信頼と行動につながっていきます。

「捨てる」のではなく「アップデートする」発想を

ここまで読み進めてくださった方は、「今のホームページでは、昔の感覚だけでは通用しない」という点に、なんとなくでも共感していただけたのではないでしょうか。

でも、だからといって過去の経験や知識を「全部捨てて、一から学び直さなければいけない」と思われたなら、それは少し違います。

大切なのは、“過去の知識を否定する”ことではなく、“今の時代に合わせて活かし直す”という発想です。

昔の成功体験は、今でも「芯」として活きる

たとえば、昔から自社サイトを手がけてこられた方々は、お客様の気持ちや現場の空気をよく知っています。
「この説明だとお客様が不安になる」「この写真では伝わらない」など、経験に裏打ちされた感覚は、いまのWeb制作においても非常に大きな武器です。

ただしその強みは、現代のお客様にも伝わる“見せ方”にアップデートする必要があるというだけの話なのです。

Webの“型”をうまく取り入れることで、自由度はむしろ増す

「昔はもっと自由にデザインできた」「今はどれも同じような見た目ばかり」という声もよく聞きます。
しかし、それは「成果が出やすい型」が生まれてきた証拠でもあります。

型といっても、決して画一的なテンプレートではありません。業種ごと、目的ごとに最適な見せ方があり、その中で“らしさ”や“こだわり”をどう演出するかが、デザインの本当の腕の見せどころなのです。

たとえば、製造業のホームページでは「実績を信頼感につなげる写真の見せ方」、士業では「人柄と安心感を伝える言葉の選び方」などがポイントになります。
つまり、“型に沿っているからこそ、個性が際立つ”という設計が、今のホームページには求められています。

「一緒に考える」制作パートナーの存在が重要

そして何より大切なのが、経営者の知見と、Web制作者の視点が合わさることです。
どちらか一方だけでは、今の時代の「成果が出るホームページ」は成り立ちません。

「伝えたいことがある。でも、どう伝えればいいかわからない」
そんなときにこそ、経験を尊重し、今のカタチに翻訳してくれるパートナーが必要なのです。

昔からのホームページづくりを知っているからこそ、現代の変化を理解できる。
それは、50代・60代の経営者にしか持ち得ない、大きな強みです。

その強みを、どう活かすか。——
それが、「捨てる」のではなく「アップデートする」という考え方なのです。

アトラボでは、こんなサポートが可能です

今どきのホームページ制作は、「デザインができる」だけでは不十分です。
大切なのは、経営者の考えを汲み取り、ユーザー目線と両立させながら、“成果につながる設計”に落とし込む力です。

私たちアトラボでは、そうした「間に立って翻訳する力」を特に大切にしています。
その背景には、私自身の少し特殊な原点があります。

私の原点は「ホームページ・ビルダー」でした

今ではWeb制作のプロとして、多くの企業様のホームページを手がけていますが、私自身が初めてホームページを作ったのは「ホームページ・ビルダー」でした
個人で試行錯誤しながら、画像を貼り、メニューを作り、リンクを設定し……パソコン画面の中で、会社の看板をデザインするという体験にワクワクしたのを今でも覚えています。

でも同時に、「あれ?これ以上のことは、このソフトでは難しいかも」と、ある種の限界も感じていました。
見た目はそれなりに整えられるけれど、スマホ対応や更新性、情報の整理や導線設計といった面で、どうしても壁がある。
それが、制作者としての出発点であり、今に続く「伝わるホームページとは何か?」という探求の原点でもあります。

「自分で作ってきた社長さん」から、リニューアルを託される

アトラボには、意外と多くのご相談があります。
それは、「長年、自分でホームページを作ってきた」「昔は自作で何とかやってきた」という中小企業の社長さんたちからのご依頼です。

手先が器用で、Webにも明るく、画像の加工やHTML編集もできる。
そんな方々から「そろそろスマホ対応にしようと思って」「最近、お問い合わせが減ってきて…」といった理由で、ホームページのリニューアルをお任せいただくケースが増えています。

そうした方々の多くは、過去の経験とノウハウに誇りを持っていらっしゃいます
ですから私たちは、そのこだわりや背景をしっかりと受け止め、単に「今風に変える」のではなく、“その会社らしさ”を損なわず、今のお客様にも届くデザインに再構築することを意識しています。

代表取締役に対しても、丁寧に、わかりやすく

ときには、経営者ご自身と数時間にわたって打ち合わせを行い、「なぜその色は使わない方がいいのか」「なぜ写真の順番を変えるのか」を、ロジックに基づいて丁寧にご説明します。

「私のこだわりは、捨てなきゃいけないのか?」という問いには、
「いいえ、むしろそれを“今の形”に変えるお手伝いをしたいんです」と、お答えしてきました。
経営者の“想い”を否定することなく、きちんと形にする。それが私たちアトラボのスタンスです。

地元密着型だからこそ、顔が見えるパートナーとして

アトラボは、千葉県を拠点に、地域の中小企業や個人事業主の方々に寄り添ってきました。
東京や大阪のような派手なトレンドを追うのではなく、「地域に根ざした企業の魅力を、きちんと届けること」を大切にしています。

そのため、派手な演出や難しいシステムではなく、更新しやすく・成果につながり・社内で育てられるホームページを一緒に考えるのが得意です。
制作後も同じ担当者が更新や保守を一貫して対応しますので、「ちょっと聞きたい」がすぐ相談できる体制もご好評いただいています。

Webのことを「社外の相談役」として支えます

Webに限らず、印刷物やSNS、採用ページやDX(業務効率化)の話なども含めて、「誰に相談したらいいかわからない」というお悩みもよくお聞きします。

私たちはそんなとき、「相談できるWeb屋さん」「社外の広報部」「ネットに強い右腕」のような存在になれることを目指しています。
「これは頼んでよかった」「これなら続けられそう」と思っていただける関係づくりを何より大事にしています。

もしも今、「昔のホームページがそろそろ限界かな」「社長の好みだけで作ってきたけど、今のやり方がわからない」と感じていらっしゃるなら、
ぜひ一度、アトラボにご相談ください。
過去を否定することなく、未来につなげるホームページを、私たちと一緒に考えていきませんか?

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まとめ:見た目よりも“成果”を出すために、今こそ一歩を

ホームページを自作で頑張ってきた方々にとって、「昔のやり方では通用しない」と言われることは、決して心地よいものではないと思います。
でも私たちは、その努力と誇りを否定するつもりは一切ありません。むしろ、それがあったからこそ、会社の魅力や情報を外部に伝える土台が築かれてきたのだと考えています。

ただ、ホームページの役割が「会社案内」から「営業・採用の最前線」に変わってきた今、デザインや構成の考え方も“次のフェーズ”へアップデートする必要があります
今は「好み」ではなく「目的」が重視される時代。
「作る側の都合」ではなく「使う側の体験」が問われる時代です。

特にスマートフォンでの閲覧が主流となったいま、「見やすさ・使いやすさ・動線のわかりやすさ」が成果を大きく左右するようになりました。
それは、どんな業種であっても、どんなに歴史がある会社でも例外ではありません。

今のホームページは、“見た目”のためのものではなく、“行動”を生み出すためのもの
だからこそ、目的に合わせて設計され、ユーザーの立場で作られていることが、何よりも重要なのです。

「長年、自分で作ってきたからこそ、今は任せたい」
「そろそろ、今の時代に合わせたホームページに変えたい」
そう感じたときが、ちょうど“変え時”かもしれません。

アトラボでは、過去の考えやこだわりを丁寧に汲み取りながら、いまのユーザーに届くホームページづくりをお手伝いしています
はじめての方でも、制作会社とのやりとりに不安がある方でも、ご安心ください。
千葉県内の中小企業様を中心に、顔の見えるサポート体制でご相談を承っております。

まずは一度、「うちのホームページ、今のままで大丈夫かな?」と、見直してみることから始めてみませんか?
きっと、次の一歩が見えてくるはずです。

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