デザインも文章も大事。WEBサイトは、ディスプレイから「想い」を伝える場所。

今朝は珍しく朝食を外でとったんですが、お味噌汁に筍が。

まだ昨日までの陽気が一点冬に逆戻りのような朝に、このチョイスが「春」を感じさせてくれました。

これも季節感を感じさせたい、という料理人の「想い」の一つ、なのかもしれません。

企業としてのスタンスを

「安心」「安全」「正直」「丁寧」「最高の」「他よりお得」

ホームページの新規制作やリニューアルにおいて、「どのようなホームページにしたいですか?」という問いに対して、経営者層から返ってくる答えとしては、上記のような言葉を強調したい、というケースが多いです。

ではホームページ制作の担当デザイナーやライターは、どうするか?

言われたとおり目立つところに大きな文字で…というのは、正しく伝わらない表現です。

企業が伝えたいことを、どのようなコンテンツやデザインで表現するのか?

例えば住宅リフォーム業者であれば、「安心」という言葉に対して「地元で◯年」「実績棟数◯棟」という言葉が響く方もいるかもしれません。

けれど、地域イベントへの貢献や参加、これまで施工していただいたお客様の「笑顔」といったより具体的な実績を載せた方が多くの人に伝わるデザイン、と言えるのではないでしょうか?

ユーザーの「何を求めているか」に対して明確に

ホームページを見に来る方を「ユーザー」として、どのような理由で、どんな情報を求めてホームページを訪れたかを理解することはとても重要です。

Google検索で訪れる方、SNSで興味を持ってリンクをたどって、あるいは看板や紙媒体広告で企業名や商品名を知って、という方もいらっしゃると思います。

そのようにして訪れた、あらゆる目的をもって訪れたユーザーを迷わせることなく「求めている情報」を適正に表現することがホームページには求められています。

商品を購入したい方が訪れるのであればネットショップの機能があれば「便利」と感じていただけますし、サービスを受けるためのフローを知りたい方には「サービスの流れ」や初めに何をするべきかがわかりやすいと「好感」を持っていただけます。

WEBでできることが日々拡張しているこの世の中で、上手に活用しユーザーの満足度を高められる「場所」を提供することが、ホームページ制作の大切な役割の一つだと思います。

事実を伝えるだけでなく、イメージを膨らませる

小説やドラマ、映画やブログといった無限に存在するコンテンツですが、そこにストーリーがあるからこそ魅了されるわけで、事実を伝えるだけであれば、「見てみたい」「読んでみたい」という動機を抱く人はほとんどいません。

「オチ」だけの漫才やコントが成り立たないのも同じですよね。

ホームページにおいても、その対象のコンセプトや背景、提供側の想いやストーリー、さらにはユーザーにどのように扱ってほしいか、その商品やサービスがどんな効果や影響をもたらすか?適正な内容を伝えることでイメージを膨らませていただけるようなデザインが必要です。

まとめ:たしかに、大変なお仕事。ですが…

先日も納品間際の打ち合わせ時に、とあるクライアントから「打ち合わせを重ねる度に思うけど、ホームページ制作ってとても大変なお仕事」というご意見をいただきました。

ひょっとしたら、自社のスタッフよりもその会社のこと、団体のことを知らないければホームページは作れないと…。

クライアントの想いであったり、そこで働かれているスタッフの皆様、さらにはそのお客様についてヒアリングを重ね、時には実際にお会いしてみたり、調べてみることでホームページの大事な部分を作り上げています。

たしかに、大変なお仕事ではありますが、やりがいを感じながら、時には失敗もありますが、ホームページ制作のお仕事、対応させていただいております。

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