明日からの新年度のスタートとともに、「今年こそWebサイトをリニューアルしたい」「販路拡大に力を入れたい」とお考えの中小企業も多いのではないでしょうか。
そんなタイミングだからこそ、補助金や助成金を活用した“賢い投資”が注目されています。
ただし、「何が使えるのか?」「どう活用できるのか?」という情報が集まらず、せっかくの制度を見逃してしまうケースも少なくありません。
そこで今回は、千葉県内の中小企業・小規模事業者の皆様に向けて、
- 新たに始まった千葉県独自の補助金
- 人手不足解消に直結する省力化投資補助金
- 全国で支持される小規模事業者持続化補助金
の3つの補助金をわかりやすく解説します。
「Web制作や業務効率化に補助金を活用できる?」とお悩みの方にも、ヒントになる内容をまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。
千葉県限定|中小企業成長促進補助金(千葉県)
千葉県内の中小企業者等を対象に、省力化・業務効率化や生産性向上を目的とした設備投資を支援する補助金です。
中小企業成長促進補助金-千葉県公式サイト
補助対象者
千葉県内に補助事業を実施する事業所等を有する中小企業者等(中小企業、個人事業主等)
補助対象経費
生産性向上を図るための設備投資に要する経費
補助率と補助金額
- 補助率:補助対象経費の2分の1以内
- 補助上限額:3,000万円(下限500万円)
受付期間
令和7年4月10日から令和7年5月15日まで
補助事業実施期間
令和8年2月16日まで
申請方法
オンライン申請のみ(ちば電子申請システム)
注意点
- 申請には、商工会・商工会議所などの支援機関が発行する「支援機関確認書」の添付が必要です。
- 補助事業は令和8年2月16日までに完了し、実績報告書を提出する必要があります。
- 補助金は後払いとなり、自己負担が必要です。
詳細は中小企業成長促進補助金-千葉県公式サイトをご確認ください。
全国対応|中小企業省力化投資補助金(カタログ型)
人手不足対策や業務効率化を目指す中小企業に向けて、あらかじめ登録された機器(省力化カタログ製品)を導入する際の費用を補助してくれる制度です。
全国の中小企業が対象で、特に飲食業・観光業・小売業など非製造業でも使いやすい補助金として注目を集めています。
主な対象機器(カタログ型)
- 配膳ロボット(飲食店での接客省力化)
- 清掃ロボット(ホテルや店舗の床清掃)
- 自動精算機・セルフレジ・券売機
- 宿泊施設向け無人チェックイン機
- 在庫管理や搬送の自動化機器
あらかじめ登録された製品(カタログ製品)から選ぶだけなので、申請も比較的簡単です。
補助内容
- 補助率:1/2(50%)
- 補助上限額(従業員数に応じて):
- 5人以下:200万円(賃上げ実施で300万円)
- 6~20人:500万円(同上:750万円)
- 21人以上:1,000万円(同上:1,500万円)
申請の流れ(カタログ型)
- カタログから製品を選ぶ
- 販売事業者と商談・導入内容を相談
- 販売事業者と一緒に申請(オンライン)
- 採択後に機器を発注・導入
- 完了報告 → 補助金受け取り
随時申請受付中で、採択決定までのスピードも早いのが特長です。
注意点とアドバイス
- 採択率は公表されていませんが、準備の質がカギ
- 「人手不足のどこに効くのか」「どんな成果が見込めるのか」を簡潔にまとめた事業計画が重要
- 採択前に購入した機器は対象外なので、必ず交付決定を待ってから発注
- 販売事業者とよく連携して、導入の目的・効果を明確に
詳細は中小企業省力化投資補助金(カタログ型)公式サイトをご覧ください。
全国対応|小規模事業者持続化補助金
販路開拓や業務効率化に取り組む小規模事業者を対象に、経費の一部を補助する制度です。全国の商工会・商工会議所がサポートしてくれるため、初めて補助金にチャレンジする企業にもおすすめです。
チラシ・カタログ・ホームページ制作、ネット広告、ECサイト立ち上げなどに活用でき、Webを使った集客強化にも適しています。
対象事業者
- 小規模事業者(業種・従業員数により定義あり)
- 商工会議所または商工会の管轄地域で事業を営む事業者
- 個人事業主・法人いずれも可
補助内容
- 補助率:2/3(3分の2)
- 補助上限額(枠によって異なる):
- 通常枠:50万円
- インボイス枠・賃上げ枠など:100~250万円(条件あり)
- 対象経費例:
- ホームページ制作・リニューアル
- チラシ・カタログ・パンフレット制作
- 展示会出展・広告宣伝
- 業務効率化のためのITツール導入
申請の流れ
- 商工会・商工会議所に相談(計画策定支援あり)
- 経営計画・補助事業計画の作成
- 郵送または電子申請で提出
- 審査 → 採択 → 補助事業スタート
- 事業完了後、報告書を提出して補助金を受け取り
2025年の第1回締切は、2025年6月13日(金)17:00(郵送必着)です。
アドバイス・注意点
- 「売上アップ」や「新たな販路開拓」にどうつながるかが審査のポイント
- 原稿や構成案だけでなく、自社の課題を明確にした計画書づくりが重要
- 商工会・商工会議所の支援を受けながら進めるとスムーズ
- 補助対象になる経費・ならない経費をよく確認しておくこと
詳細は下記サイトをご覧ください。
小規模事業者持続化補助金 公式サイト(商工会議所)
小規模事業者持続化補助金(第16回以降)専用ページ
補助金を活用して何ができる?活用シーンの例
「補助金を使ってどこまでできるのか?」「うちの会社でも使えるのか?」と感じている方も多いのではないでしょうか。ここでは、今回ご紹介した補助金を活用して実現できる代表的な取り組み例をご紹介します。
1. ホームページの新規制作・リニューアル
企業紹介・採用情報・サービス説明などを掲載したコーポレートサイトの制作や、採用特設サイト・ECサイトの立ち上げは、いずれの補助金でも対象となる可能性があります。
例えば、小規模事業者持続化補助金では、「販路拡大」や「新サービス告知」といった目的でホームページ制作費が対象経費になります。
2. デジタル業務改善・省力化設備の導入
中小企業省力化投資補助金では、清掃ロボットや配膳ロボット、受付の自動化など、人手不足対策や業務効率化に直接つながるツールの導入が可能です。
「接客スタッフの負担を減らしたい」「事務作業を減らして営業に集中したい」といった課題解決にぴったりです。
3. チラシ・パンフレット・動画など販促ツールの制作
新しいサービスや製品を広めるためのチラシ、カタログ、販促動画などの制作費用も、小規模事業者持続化補助金の主要な対象経費です。
「何を誰に届けたいのか?」を明確にして、商工会の支援を受けながら進めることで、より効果的な補助金活用ができます。
4. 採用活動の強化・ブランディングの支援
千葉県中小企業成長促進補助金などでは、採用力強化を目的とした特設サイト制作や動画制作も対象になる場合があります。
特に若手人材の採用で「企業の魅力を伝えきれない」と感じている中小企業にとって、ブランディング強化は大きなチャンスとなります。
どの補助金を使うかによって、できること・できないことは変わります。
「この施策、どの補助金で使える?」と迷った際は、制度に詳しい専門家や、制作会社・商工会などに一度ご相談いただくことをおすすめします。
補助金申請にあたっての注意点
「補助金があるなら使いたい」と思っても、申請すれば必ずもらえるというわけではありません。また、手続きやスケジュール、対象範囲の誤解によって、思ったように使えなかったという声も少なくありません。
ここでは、補助金をうまく活用するために知っておきたい注意点をまとめました。
1. 補助金は“採択”されてからでないと使えない
申請前に契約・発注・支払いをしてしまうと、補助の対象外になります。
特にWeb制作や設備導入など「すぐに着手したい」案件ほど、焦らず補助金スケジュールに合わせた進行が重要です。
2. スケジュールに余裕をもって準備を
補助金によっては、申請書や事業計画の作成に時間がかかるものもあります。
特に「小規模事業者持続化補助金」は、商工会との連携が必要なため、締切の1〜2週間前には計画が固まっているのが理想です。
3. 目的が「補助金ありき」にならないように
補助金に合わせて無理に計画を作ると、成果につながらないケースも。
あくまで「やりたいこと・必要なこと」が主軸であり、補助金はその実現を後押ししてくれるものと考えるのが大切です。
4. 不採択の可能性もある
採択率が高めの制度でも、必ず通るわけではありません。
「補助金が取れたらやる」というスタンスではなく、通らなかった場合の代替案やスケジュールも考慮しておきましょう。
5. 書類作成に不安がある場合はプロに相談を
商工会・商工会議所、販売事業者、Web制作会社、認定支援機関など、補助金に詳しいパートナーと一緒に進めることで、申請の精度も上がりやすくなります。
「せっかくいい制度なのに、準備不足で間に合わなかった」
そんなことがないように、早めの情報収集と相談が何よりも大切です。
アトラボでは補助金活用を見据えたWeb制作・事業支援を行っています
株式会社アトラボでは、中小企業のWeb戦略・採用支援・業務効率化を得意としています。単なるホームページ制作だけでなく、補助金の活用を見据えた事業計画や進行サポートも行っております。
補助金を活かしたWeb制作のご相談、増えています
「この制作費は補助対象になりますか?」「補助金が取れたらお願いしたい」など、最近では補助金を前提としたご相談が増加しています。
たとえば、
- 採用特設サイトの制作(採用強化・求人広告の代替)
- ECサイトの新規立ち上げ(販路拡大)
- Web予約・受付の自動化(業務効率化)
- サービス紹介ページの刷新+パンフレット連動(ブランディング強化)
など、補助対象になりやすい取り組みを多数支援しています。
見積書の作成や事業内容の相談も対応可能
補助金の申請に必要な見積書の作成や、「どんな内容なら成果につながるか?」といった方向性の相談もお気軽にご相談ください。
補助金申請そのものの代行はできませんが、商工会とのやりとりや支援機関との連携における「制作面の整合性」は丁寧にサポートいたします。
地域密着型だからこそ、安心のサポート体制
千葉県内の企業様を中心に、地元密着での対応実績が豊富です。対面やオンラインでのヒアリングを通じて、企業の実情や事業内容に即した提案を行っています。
「せっかく補助金が使えるなら、ちゃんと成果が出るものにしたい」
そんな方は、ぜひアトラボまでお気軽にご相談ください。
まとめ:補助金は“攻めの投資”の追い風に
補助金というと「申請が面倒そう」「本当にうちが使えるのか不安」という声をよく聞きますが、今の時代、補助金は“活用できる企業こそが伸びる”時代です。
特に今回ご紹介した3つの補助金は、Web制作・業務効率化・採用強化といった、すぐに成果につながりやすいテーマをカバーしており、中小企業でも使いやすい制度ばかりです。
もちろん、申請には準備やタイミングが必要です。しかしそれ以上に、補助金を使って「やりたかったこと」を実現するチャンスでもあります。
アトラボでは、補助金の活用を見据えたWeb戦略のご提案や、制作実務、申請時の見積書対応なども含め、中小企業の皆さまの「一歩先の挑戦」をサポートしています。
「うちも何か補助金を使ってできることあるかな?」
そんな小さな疑問からで構いません。まずはお気軽にご相談ください。


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