
コーポレートサイトや採用特設サイトのデザインを見ていると、見出しやメニューの近くに英単語が添えられているケースをよく見かけます。
- 事業案内 SERVICE
- 施工事例 WORKS
- 商品案内 PRODUCT
- 私たちの考え方 CONCEPT
- 会社概要 OUTLINE
- よくあるご質問 FAQ
- お問い合わせ CONTACT
このように、日本語の見出しの横や下に英語を添えるデザインは、現在のWebサイトではかなり一般的になっています。
デザイン的にもすっきり見えますし、情報の区分が視覚的に分かりやすくなるというメリットもあります。
ただ、実際にホームページ制作をしていると、こんな場面も少なくありません。
- 「SERVICEとBUSINESS、どっちがいい?」
- 「施工事例ってWORKSで合ってる?」
- 「ABOUTとCOMPANYって何が違う?」
つまり、なんとなく見慣れてはいるけれど、正しく使い分けるのは意外と難しいというのがこの英単語たちです。
特に中小企業のコーポレートサイトや採用サイトでは、こうした英単語を見出しやグローバルナビに添えるケースが多く、制作のたびに調べる…という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ホームページの見出しやメニューでよく使われる英単語をまとめて紹介します。
コーポレートサイト、採用サイト、サービスサイトなどでよく使われる表現を整理していますので、デザイナーやライターの方はもちろん、企業のWeb担当者の方にも参考にしていただければと思います。
なぜホームページの見出しに英語を添えるのか
コーポレートサイトや採用サイトでは、日本語の見出しに英語が添えられているデザインをよく見かけます。
例えば
- 事業案内 SERVICE
- 施工事例 WORKS
- 会社概要 COMPANY
- 私たちについて ABOUT
といった形です。
このような表記は、Webデザインの世界ではかなり一般的になっています。
では、なぜ日本語だけではなく英語を添えるのでしょうか。
デザインのアクセントになる
まず一つ目の理由は、デザイン上のアクセントです。
日本語だけの見出しに比べて、英単語を添えることで
- 視覚的なメリハリが生まれる
- レイアウトにリズムが出る
- タイポグラフィの表現が広がる
といった効果があります。
英単語は「情報」というより「デザイン要素」として使われることも多いのです。
情報の区分が視覚的に分かりやすくなる
英語を添えることで、見出しのカテゴリが整理されて見えるという効果もあります。
例えば
- SERVICE
- WORKS
- ABOUT
- CONTACT
といった英単語は、Webサイトの構成でよく使われるため、ユーザーもなんとなく意味を理解しています。
そのため、日本語の見出しの横に英語があることで、
ページの内容を直感的に分類しやすくなる
というメリットがあります。
サイト全体の統一感を作りやすい
もう一つの理由は、サイト全体の統一感です。
見出しに英語を添えることで
- グローバルナビ
- 各ページの見出し
- フッターのメニュー
などの表記を揃えやすくなります。
英単語は、サイト全体のデザインルールを整える役割も持っています。
こうした理由から、現在のWebデザインでは日本語の見出しに英語を添える表現が広く使われています。
ただし、実際の制作では「どの英単語を使うのが適切か」で迷うことも少なくありません。
事業紹介系の見出しでよく使う英単語
コーポレートサイトで必ずと言っていいほど登場するのが「事業紹介」や「サービス紹介」のページです。
日本語の見出しとしては
- 事業案内
- サービス紹介
- 事業内容
- 提供サービス
といった表現が多く使われますが、これらに添える英単語はいくつかのパターンがあります。
サイトの性格や企業のブランディングによって、選ばれる英単語が変わることが多い部分です。
SERVICE
最もよく使われる表現の一つです。
- 事業案内
- サービス紹介
- 提供サービス
などの見出しに添えられることが多く、BtoB・BtoCどちらのサイトでも広く使われています。
「企業が提供するサービス全体」を指す、最も汎用的な英単語です。
BUSINESS
SERVICEと並んでよく使われる表現です。
SERVICEが「提供しているサービス」に焦点を当てるのに対して、BUSINESSは
- 事業領域
- ビジネス全体
といったニュアンスで使われることが多くなります。
そのため
- 事業案内
- 事業内容
- ビジネス領域
といった見出しに添えられることが多い表現です。
SOLUTION
BtoB企業のサイトで比較的よく使われる表現です。
直訳すると「解決策」という意味で、
- 課題解決型のサービス
- コンサルティング
- ITサービス
などの分野で使われることが多い英単語です。
「サービスを提供する」というより、「課題を解決する」というニュアンスが強い表現です。
SERVICES
SERVICEの複数形で、「複数のサービス一覧」を表す場合に使われることがあります。
例えば
- サービス一覧
- 提供サービス
といったページに添えられることがあります。
OUR SERVICE
企業の個性を強調したい場合に使われる表現です。
「私たちのサービス」というニュアンスになり、
- 自社の強み
- 独自のサービス
を紹介するページで使われることがあります。
事業紹介系の英単語は似ているものが多いため、サイトのトーンや伝えたいニュアンスに合わせて選ぶことが大切です。
実績・事例系の見出しでよく使う英単語
コーポレートサイトやサービスサイトでは、実績や事例を紹介するページもよく設けられます。
日本語では
- 施工事例
- 制作実績
- 導入事例
- 事例紹介
などの見出しが多く使われますが、これらに添える英単語にもいくつかの定番があります。
実績ページは企業の信頼性を示す重要なコンテンツのため、比較的多くのサイトで共通した英単語が使われています。
WORKS
実績系のページで最もよく使われる英単語のひとつです。
- 制作実績
- 施工事例
- 実績紹介
など、幅広い業種のサイトで使われています。
デザイン会社、建設会社、制作会社など、「実際に手掛けた成果物」を紹介するページに特によく使われます。
CASE
「事例」を意味する英単語で、主に
- 導入事例
- 活用事例
といったページで使われることがあります。
WORKSが「成果物」に焦点を当てるのに対し、CASEは具体的な取り組みや結果を紹介するニュアンスが強くなります。
CASE STUDY
CASEよりも少しフォーマルな表現で、BtoBサイトでよく見られます。
特に
- ITサービス
- コンサルティング
- システム導入
といった分野で、導入事例を詳しく紹介するページに使われることが多い表現です。
「課題 → 導入 → 成果」というストーリー型の事例紹介に向いています。
PROJECT
PROJECTは「プロジェクト」を意味する英単語で、
- 大型案件
- 特定の取り組み
- 長期プロジェクト
などを紹介するページで使われることがあります。
建設会社やクリエイティブ業界のサイトで見かけることが多い表現です。
実績紹介の英単語は、サイトの業種や紹介内容によって使い分けられることが多いのが特徴です。
会社情報系の見出しでよく使う英単語
コーポレートサイトでは、会社の基本情報を紹介するページも必ずと言っていいほど設けられます。
日本語では
- 会社概要
- 企業情報
- 代表挨拶
- 企業理念
- 沿革
- アクセス
などがよく使われますが、これらにも添える英単語にはいくつかの定番があります。
会社情報系の英単語は、コーポレートサイトのグローバルナビでもよく使われるため、比較的定番の表現が多いのが特徴です。
COMPANY
会社情報のページで広く使われる英単語です。
- 会社情報
- 企業情報
といったページに添えられることが多く、グローバルナビゲーションでもよく見かける表現です。
COMPANY PROFILE
「会社概要」を表す英語としてよく使われる表現です。
- 会社概要
- 企業概要
といったページに添えられることが多く、比較的フォーマルな印象があります。
OUTLINE
COMPANY PROFILEと並んで、会社概要のページに使われることが多い英単語です。
比較的シンプルで、デザインのトーンを邪魔しないため、多くのコーポレートサイトで採用されています。
MESSAGE
代表挨拶のページでよく使われる英単語です。
- 代表挨拶
- 社長メッセージ
などの見出しに添えられることが多く、採用サイトでもよく見かけます。
PHILOSOPHY
企業理念のページで使われることが多い表現です。
- 企業理念
- 経営理念
などの見出しに添えられることが多く、企業の考え方や価値観を伝えるページでよく使われます。
MISSION / VISION
最近の企業サイトでは
- MISSION
- VISION
- VALUE
といった言葉を使い、企業の方向性や価値観を整理するケースも増えています。
スタートアップ企業やIT企業のコーポレートサイトでは特に多く見られる表現です。
HISTORY
会社の沿革を紹介するページで使われることが多い英単語です。
- 会社沿革
- 企業の歩み
などの見出しに添えられることがあります。
ACTIVITY / INITIATIVE
企業の取り組みや活動を紹介するページでは、
- ACTIVITY
- INITIATIVE
といった英単語が使われることがあります。
CSR活動や社会貢献、社内の取り組みなどを紹介するページで見かけることが多い表現です。
ACCESS
交通アクセスや所在地を紹介するページでよく使われる英単語です。
- 交通アクセス
- 所在地
といったページに添えられることが多く、非常に多くのコーポレートサイトで採用されています。
OFFICE / LOCATION
拠点紹介や事業所一覧のページでは
- OFFICE
- LOCATION
といった英単語が使われることがあります。
複数拠点を持つ企業のサイトでは、拠点紹介ページの見出しとしてよく使われる表現です。
採用サイトでよく使う英単語
採用特設サイトや採用ページでは、コーポレートサイトとは少し異なる英単語がよく使われます。
日本語では
- 採用情報
- 仕事内容
- 働く環境
- 福利厚生
- 募集要項
- 応募
といった見出しが多く登場しますが、これらにも比較的よく使われる英単語があります。
採用サイトの場合は、求職者が見慣れている表現を選ぶことが重要です。
RECRUIT
採用サイト全体を表す英単語として最もよく使われる表現です。
- 採用情報
- 採用ページ
といった見出しや、採用特設サイトのタイトルとしても広く使われています。
JOB / JOB DESCRIPTION
仕事内容の紹介ページでよく使われる英単語です。
- 仕事内容
- 業務内容
といった見出しに添えられることが多く、特に職種ごとの仕事内容を紹介するページで使われることがあります。
WORK
仕事内容や仕事紹介のページで使われることがあります。
比較的カジュアルな印象があり、
- 仕事紹介
- 働く仕事
といった見出しに添えられることがあります。
INTERVIEW
社員インタビューやスタッフ紹介のページでよく使われる英単語です。
- 社員インタビュー
- 先輩社員の声
などのコンテンツに添えられることが多く、採用サイトでは非常によく見かけます。
ENVIRONMENT
職場環境や働く環境を紹介するページで使われることが多い英単語です。
- 働く環境
- 職場環境
といった見出しに添えられることがあります。
BENEFITS
福利厚生を紹介するページでよく使われる英単語です。
- 福利厚生
- 待遇・福利厚生
といった見出しに添えられることが多く、採用サイトでは非常に一般的な表現です。
給与や制度、各種手当などをまとめて紹介するページに使われることが多い英単語です。
REQUIREMENTS
募集要項を紹介するページでよく使われる英単語です。
- 募集要項
- 応募条件
といった内容に添えられることがあります。
ENTRY
応募ページやエントリーボタンでよく使われる英単語です。
- 応募
- エントリー
といったボタンやページタイトルに添えられることが多く、採用サイトでは非常によく見かけます。
採用サイトでは、ENTRYボタンがサイト内の重要なCTA(行動喚起)として配置されるケースが多くなっています。
サポート・問い合わせ系の見出しでよく使う英単語
コーポレートサイトやサービスサイトでは、問い合わせやサポートに関するページも必ず設けられます。
日本語では
- お問い合わせ
- よくある質問
- サポート
- 資料請求
- ご相談
といった見出しがよく使われますが、これらにも添える英単語には定番の表現があります。
このカテゴリの英単語は、ユーザーの行動を促す役割を持つため、比較的シンプルで直感的な言葉が選ばれることが多いのが特徴です。
CONTACT
問い合わせページで最もよく使われる英単語です。
- お問い合わせ
- お問い合わせフォーム
- ご相談
といった見出しに添えられることが多く、コーポレートサイトではほぼ定番の表現です。
問い合わせページの英語表記としては、最も一般的で汎用性の高い言葉です。
INQUIRY
CONTACTと同様に「問い合わせ」を意味する英単語です。
ややフォーマルな印象があり、
- お問い合わせ
- ご質問
といったページに添えられることがあります。
企業サイトではCONTACTの方が多く使われますが、INQUIRYを採用するケースもあります。
SUPPORT
サポート情報のページで使われることが多い英単語です。
- サポート
- サポート情報
- ユーザーサポート
などの見出しに添えられることがあります。
ITサービスや製品サイトなどでよく見られる表現です。
FAQ
「Frequently Asked Questions(よくある質問)」の略語です。
- よくある質問
- FAQ
といったページに添えられることが多く、多くのユーザーが意味を理解している表現です。
FAQは英語というより略語ですが、日本の企業サイトでも広く使われています。
REQUEST
資料請求や相談申し込みなどのページで使われることがあります。
- 資料請求
- ご相談
などの見出しに添えられることがあります。
サービス資料のダウンロードページなどで見かけることがある表現です。
DOWNLOAD
資料ダウンロードのページで使われる英単語です。
- 資料ダウンロード
- 会社案内ダウンロード
などのコンテンツに添えられることがあります。
BtoB企業のサイトでは、資料請求ページと並んでよく設けられるコンテンツです。
サポート・問い合わせ系の英単語は、ユーザーの行動につながるページで使われるため、意味がわかりやすいシンプルな言葉を選ぶことが重要です。
英単語を添えるときのデザインのコツ
ホームページの見出しやメニューに英単語を添える場合、単に日本語の横に英語を置けばよい、というわけではありません。
英単語は「情報」ではなく「デザイン要素」として扱われることが多いため、使い方によってはサイトの印象を大きく左右します。
ここでは、実際のコーポレートサイト制作でもよく意識されているポイントをいくつか紹介します。
日本語を主役にする
最も重要なのは、日本語の見出しを主役にすることです。
英単語はあくまでも補助的な要素として添えるものであり、ユーザーが情報を理解するための主役は日本語です。
そのため多くのサイトでは、
- 日本語を大きく表示する
- 英単語は小さめに配置する
- 日本語の下に添える
といったレイアウトが採用されています。
すべて大文字にする
見出しに添える英単語は、すべて大文字(ALL CAPS)で表記するケースが多くなっています。
例えば
- SERVICE
- WORKS
- CONTACT
といった表記です。
小文字や文の形式にすると文章のように見えてしまうため、デザインとして扱う場合は大文字表記が採用されることが多いのです。
フォントの役割を分ける
日本語と英語でフォントを変えることで、見出しのデザインにメリハリをつけることができます。
例えば
- 日本語:ゴシック体
- 英単語:細めのサンセリフ
といった組み合わせです。
英単語は装飾的に扱われることが多いため、やや細めのフォントが選ばれることが多いのも特徴です。
配置ルールを統一する
英単語を添える場合は、サイト全体で配置ルールを統一することも大切です。
例えば
- すべての見出しで「英語 → 日本語」の順にする
- 日本語の下に英単語を置く
- 英単語は見出しの左上に配置する
など、一定のルールを決めておくことで、サイト全体のデザインに統一感が生まれます。
逆に、ページごとに配置がバラバラになると、サイト全体の完成度が下がって見える原因にもなります。
使いすぎない
英単語を添えるデザインは便利ですが、使いすぎると逆に見づらくなることもあります。
すべての見出しに英語を付けるのではなく、
- 主要なセクションのみ
- グローバルナビの項目のみ
といった形で使うケースも多く見られます。
英単語は「意味を伝える」よりも「デザインを整える」役割で使われることが多いため、使い方のバランスが重要です。

まとめ
ホームページの見出しやナビゲーションに英単語を添えるデザインは、多くのコーポレートサイトや採用サイトで見られる手法です。
例えば
- SERVICE(事業案内)
- WORKS(実績)
- COMPANY(会社情報)
- RECRUIT(採用情報)
- CONTACT(お問い合わせ)
といった英単語は、多くのサイトで共通して使われており、デザインに統一感や洗練された印象を与える要素として活用されています。
また、英単語を添えることで
- 見出しのデザインにリズムが生まれる
- 視覚的なアクセントになる
- サイト全体のトーンを整えやすい
といったメリットもあります。
ただしここで大切なのは、英単語はあくまで「添えるもの」であり、主役は日本語の見出しであるということです。
企業サイトでは、訪問者の多くが必ずしも英語に慣れているとは限りません。
そのため「SERVICE」「WORKS」「ABOUT」など、英単語だけのナビゲーションにしてしまうと、ユーザーにとって分かりにくいサイトになってしまうこともあります。
ユーザビリティの観点では、日本語の見出しをしっかり伝え、その補助として英単語を添えるという使い方が最も自然です。
デザイン性と分かりやすさのバランスを取りながら、サイト全体のトーンに合った英単語を選ぶことで、見出しやナビゲーションの完成度も大きく変わってきます。
アトラボでは、見出しの言葉選びやナビゲーションの設計も含め、ユーザーにとって分かりやすく、企業の魅力が伝わるホームページ設計を大切にしています。
デザインだけでなく言葉の設計も含めてサイト全体を整えることで、企業のブランドやメッセージがより自然に伝わるホームページづくりをサポートしています。



コメント