ブログを「お知らせの場」にするのなら。一つの記事に一つのイベントだけを書くべしっ!

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ブログの書き方って、クセがあって人それぞれ慣れてくると、それが「書きやすい」書き方になってきたりします。
けれど、そのクセとその記事を書くための「目的」が大きく異なるのであれば、その記事だけでも「クセは、はずす」べきだと思うのです。
「集客のためにブログは書いた方がいい」と、ホームページ作成に携わったクライアント様にお話することが多いんですが、毎日ではない非日常的な集客、たとえば年に一度、あるいは月に一度のイベントへの集客となりますと、ブログで書く場合にはちょっとコツがいると思います。

そのイベントの詳細がギッシリ詰まった濃厚な記事を提供

「イベント」という非日常的な催し自体が急に開催が決定して準備期間もバッタバタだったり、「こんな感じ」ってポスターや特設サイトで集客されることがよくあります。

けれども「ブログを読んで、そのイベントに行こうかどうか?」って考える層においては、もっと詳しい情報を読みたくてGoogleなどで検索し、このブログの記事に到達した可能性が高いです。

それでペタッとロゴやポスターの画像を貼りつけて、「詳細はホームページで」とリンクを貼っただけでは、結局読み手としては無駄、ってことが圧倒的に多い気がします。

ホームページを見た人はホームページを見ているうちに、ブログを読んでいる人はブログを読んでいるうちに「イベントに行きたい!」って思ってもらえるしかけが大事であって、そうでない人の出口を広げるって意味で双方のリンクを最後に貼るのはありだと思うんですが、「あっちで見てね」っていうのは、ちょっとなー、と思うわけです。

イベント名+具体的にどんなイベントになるのか?コンセプトは?っていう大事なところを改めて書いてみたり。
日程や場所を書くだけでなく、その頃の季節感やイベント開催場所の雰囲気なども伝えられるとさらに魅力が増したりすることも。
さらに、参加者はこんな層が多いとか、アクセス方法・駐車場の有無などまで箇条書きでなく、さりげない文章で伝えられると、濃厚で魅力的なイベント記事って感じがしますよね。

具体的なことが決まっていなくても早めに書いて、付け足していくほうがいい

大まかなイベントのコンセプトと、日程が決まれば、ブログの記事としてはアップしていいんじゃないかなーって思っています。
そのうえで決定した情報を付け足していくっていうのは、ブログだからこその臨場感があるのかな、と。

Facebookでその都度情報挙げていく手法も簡単で臨場感がありますけれど、イベントの内容や規模などによって使い分けられるとよりよい告知になると思います。

何より早めにアップすればSEO的にも有効。アクセス数という母集団は大きければ大きい方が集客につながりますしね!

ホームページ上ではない理由、つまり書いている「あなた」が薦める理由を添える

ホームページとブログを書き分けているのであれば、より個人的な想いが書けるのがブログの魅力なのかもしれません。

オススメのフードが出るとか、スペシャルゲストはこんな人、だとか、どんなことでもブログを書いている「あなた」が薦めたい理由がその記事に書かれていると、記事としての集客力は絶対アップします。
どんな些細なことでもかまいません、イベントのコンセプトやタイムスケジュールを羅列するだけでなく、あなただけの「ここがポイント」書いてみましょう。

最後に本日のポイント。ほかのイベントは書かない

いろんなイベントの予定を一気に告知したいブロガーさんが陥る「クセ」が、この一つの記事にまとめて書いてしまうこと。
これ、よくないと思います。

なぜなら、タイトルに「イベント名」を持ってきにくいからです。
持ってこれたとしても2つぐらいはともかく、3つ以上は無理でしょう。Googleの検索ってそのページの「タイトル」と「文章」の組み合わせが明らかに異なっていると、まず検索上位にくることはありません。

逆に、タイトルどおりの文章だと、検索結果を見た人にとって「有益な情報」ということでSEO的には適正と言えます。
タイトルに例えば「10月以降のイベント予定」と書いてしまうと、〇〇というイベントについて9割書いていても上手に検索結果に反映されない可能性が高いので、注意しましょう。

イベントの告知をブログ記事って言う場合には、上記のような感じで一つの記事にまとめて、イベント開催日まで、そのエントリのリンクを記事に貼ったり、TwitterやFacebookなどで拡散させるという感じがオススメです。

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