ホームページ制作会社として、「新規にホームページを作成したい」「今のホームページをリニューアルしたい」とお問い合わせをいただくのですが、すべてのお客様が「アトラボさん、頼んだよ」とは言ってくれません。それはデザイン的な好みだったり、ご予算の問題だったり、いろいろ理由はあるのかもしれませんが、時折思い出すのです。「あのときの提案はベストアンサーだったんだろうか?」って。
どこかで自分たちの枠に当て込もうとしていなかったか?
個人事業主や中小企業のお客様からのお問い合わせが多い弊社ですが、なるべくわかりやすくご提案するために、ホームページに「制作プラン」というカタチでホームページ制作料金を提示してあります。
お問い合わせをいただく前に「目安」や「予算を検討する」ために参考にしてもらえれば、と思って載せているのですが、それが逆に足かせになってるのでは?と時折思うことがあります。
「オリジナルデザインで、基本的なスペックがついていて、ご要望どおりに選んでいただけますよ。」
でも、お客様のなかには「オリジナル」にこだわるよりも、「基本的な」と言われても・・・、それよりも「こっちがいい」という価値観が存在するわけです。
「わかりやすく」と思って、まとめた「制作プラン」が、逆に商談をわかりづらくしてしまっていたのかもしれない。。。
お客様のニーズを捉えられていたのだろうか?
ホームページ制作って、一般の方に説明するのが難しい、という時点で、人それぞれ求めているニーズが大きく違うんですよね。
「同業他社のデザインをそのまま真似してほしい」という方もいれば、「まかせる」ならまだしも「こだわっていないからその分安く」という方も。
その言葉だけを捉えるのではなく、「その言葉に至るまでの経緯」も捉えれなければダメだったのかも。
最近感じるのは「新規制作」「リニューアル」のご依頼であっても、そもそも「更新」や「修正」あるいはブログを書き始めたり、Facebookからスタートしてみたほうがよかったんでは?と思うケースがいくつかあったということです。
これだけデバイスも、WEBのカタチも多様化しているし、そもそもWEBで集客するのが難しい業種もあるわけで、ベストアンサーが「作りましょ」じゃない時に提案する方法も、引き出し増やしておきたいな―と最近は考えています。
まとまらないけど、それが弊社が千葉県の地方ににある存在意義なのかなぁとも思っています。
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[…] 「作ること」だけが仕事ではない、と感じているホームページ制作会社アトラボです。 […]