アトラボブログ

千葉県のホームページ制作のATTLABOによるブログ。ホームページを作成しながら感じたこと・学んだこと。

PV数を稼ぐのと、読まれる記事かどうかと、利益になるかはそれぞれに違う。

   

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2016年の年末を賑わせたTBSドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」関連の記事で見かけた「総合視聴率」って言葉。
あれ?あれだけリアルタイムの視聴率にこだわってきたのに、ここにきて「録画」も含めての数値基準が出てきた―って、思いませんでした?

実際に見てくれているかどうか?ってことを基準に考えれば、この流れは確かに正しい。けれど、そのテレビ番組が盛り上がっているかどうか?って意味ではいろんな価値基準があるし、いずれの視聴率でもわからない「価値観」ってあるんでしょうけど、数値で評価するには一番わかりやすい、ってことなのでしょう。

ネットの場合も、「うちのPV、最近どう?」とかクライアントさんに聞かれるけど、「PV=アクセス数」を稼ぐのが目的っていうフレーズに、この仕事始めてた頃から確かに違和感を感じてたんですよねー。

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アクセスが第一、って錯覚で、破綻してしまう

年末にDeNAとかの、いわゆるキュレーションサイト問題が随分世間を賑わせました。

あれって「アクセス数を稼ぐ」ことが利益につながる、だからそれが正義、なんでどんな情報でもとにかく集める・アップする・SEO対策して・・・という無限ループですよね。

ループの中にいる人は、気づいていても戻れなくなっていた感じ、と言えばいいのか。

 

 

実際にそれで「役立った」「助かった」という人もいるんでしょうけれど、ホームページ制作など「何かの情報をまとめて、インターネットに載せる」ということを生業にしているんで、そこに改めて考えさせられた出来事でした。

 

 

このブログでも「狙ったもの」は、外れている気がします

2016年はあまりこのブログも書けていなかったんで、年末年始のお休みに各記事毎のアクセス数とかチェックしてみたんですが、アクセスの多い記事って2015年とほとんど変わっていませんでした。

この季節、こんな記事はアクセス増えるんじゃないか?」とか「Twitterで炎上してた人いたから、のっかっとこ」みたいな記事って、アクセスは少ないですね。

それは試行錯誤だから、と割り切れるんですけど、その記事を読み返してみると、なんだか「虚しさ」を感じるんですよね「何のためにこの記事書いたんだっけ?」っていう・・・。

 

結果としてアクセス数の多い記事って「自分のように困ってしまった人のための」記事だったりします。

よく「ブログを続けるコツ」みたいな記事に「誰か特定の人に向かって書く」って出てきますけど、それって本当な気がします。もちろんブログだけじゃなく、昨日も書きましたけどホームページ制作のコンテンツにも同じことが言えるのではないかと思います。

 

体裁として必要な情報と、本当に「ここでしか伝えられない」情報との違い

ホームページの場合であれば、デザインもコンテンツも、やっぱりその業種ごとに「セオリー」みたいなものもあります。

だけど、同程度の内容であれば、それは「ちょっとでも前からあるサイト」のほうが何かと強いわけで、太刀打ちできない。

 

となると、ターゲット層を絞り込むとか、ちょっと尖ったデザインやコンテンツを取り入れる、とかって考えがち。

そーゆー提案を弊社でもよくしてますけど、本当はそうじゃない、そう思ってます。

 

診療所とか歯科医院さんのサイトであれば、やっぱりそこの院長やスタッフさんの人柄とか、よそは知らんけど患者さんに対して「こんな対応をしているよ」っていう情報を患者になるかもしれない人々は知りたいはずなんです。

その施設のサイトなら「そこが提供しているサービス」は、ひょっとしたら「そこでしか提供できない」かもしれないわけで、そこにこそ価値があるんではないかと。

 

 

アクセス数をいくら稼げたとしても、その施設の商圏外の人や同業他社が参考にチェックするのも「1アクセス」なわけで、それは利益にはつながりませんよね。

アクセスではなく、「見て欲しい人に見てもらえて、かつ求められている情報を提供できる」ことが第一、という感覚をホームページや印刷物の制作者として、短期的なアクセス解析の数字にとらわれず追求していかなければなりません。

 

そんなわけで、最近ホームページ制作や印刷物のデザインの打ち合わせ、あるいはイベントの会議なんかに出席してて、もっと力をつけたいなーと感じるのは、そんな価値を見出だせる「ヒアリング力」だったりします。

もちろん聞き出した魅力的なコンテンツを上手に「制作物にデザインできうる力」も。

 

 

ATTLABO

 - Web, Web制作, Web用語, ユーザビリティ